新横浜公園生きもの観察日記282

観察日 : 2018年 2月14日(水)

場 所 : 園内水路、排水門周辺

生きもの: イソシギ、カワウ、ミシシッピアカミミガメ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

  徐々に暖かい日が続くようになってきました。しかしながら、私が好きな昆虫達にはまだまだ厳しい寒さのようで、残念ながら登場してくれません。今回は、鳥に挑戦してみようと思います。そこで今回、カメラはネオ一眼を導入してみました!(中古ですが・・・。)まだ、カメラに慣れていないので、少しの手ブレ・ピンボケはご愛嬌ということでよろしくお願いします。

 まずは、公園内の水路で見かけたこの鳥、「イソシギ」です。

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イソシギ 

 

 背中側が灰色、腹側が白色のシギの仲間です。エサを探していたようで、水面としばらくの間にらめっこしていました。エサをとり終わり、写真を撮っている私に気が付くと、かなり驚いたようで、すぐさま飛び去って行きました。(りゅう)(ちょう)として日本全国の河川や湿地等の水辺で見られるようですが、私は生まれてこの方まだ2回しか見たことがなかったので必死にシャッターを切りました。

 

  続いては、新横浜公園のわきを流れている鶴見川の川辺でもよく見かける大きなこの鳥です。 

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カワウ(婚姻色)(右奥はミシシッピアカミミガメ) 

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カワウ(通常色)(別日に撮影した個体)

 

 よく見かけるカワウですが、普段と様子が少し違うようです。よく見ると頭のあたりの羽が真っ白になっています。ストレスで白髪になったのかと思いきや、ウの仲間の婚姻色だそうです。いやはや、羽の色が変わると全く別の鳥のように見えてしまい、鳥初心者の私にはハードルが高いなぁと、つくづく勉強不足を痛感しました。おまけでミシシッピアカミミガメも写りました。この日は暖かい1日だったので、日向ぼっこをしに出てきたのでしょうか?着々と、春が近づいていますね。

 

 暖かくなってきたとはいえ、まだまだ寒い日が続きそうです。珍しい渡り鳥も飛来しているようですが、風邪をひかないように完全防備でフィールドにお出かけください!

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