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なぜ、夏場に足がつりやすい?
 第1弾、第2弾と皆様にお伝えしてまいりましたが、実践していますか?見ているのにまだ実践していない方は、今日から即実施しましょう。自分のためになりますよ!
  さて、今回は熱中症対策に関する最後の話題となります。よく夏場に足がつってしまう経験をされる方、いらっしゃいますよね?2007年に大阪で開催された世界陸上でも、真夏の炎天下の競技中に足をつってしまい、満足な結果を残すことが出来なかった選手が数多くクローズアップされていました。
 ただ、足がつることと熱中症には関係がないと思われがちです。しかし、足がつっている時点で何かしらの異常が身体内で起こっていることは間違いありません。足がつったことが、熱中症の一歩手前のサインと取ることもできるでしょう。
 そこで、ラストとなる今回は、運動の敵でもある『足がつる』ということに注目していきたいと思います。
 第3弾『なぜ、夏場に足がつりやすい?』どうぞご覧ください。
 『つる』ということは、筋肉が痛みを伴って痙攣している状態のことを言います。水泳やランニングなどで筋肉が疲労した時に良く起こります。筋肉の使いすぎでエネルギーの補給が間に合わなくなり、乳酸という物質が筋肉中に溜まることで痙攣を引き起こすと一般的には言われております。
 詳しいことになると、実際には筋肉が『つる』原因は、はっきりとはわかっておりません。ただ、筋肉のメカニズムを見た時に下記のようなことが仮説として言う事が出来ます。
 筋肉の中には筋肉が「伸びている」ことを伝える、神経によるセンサー器官があります。このセンサー器官の信号により、脳は「これ以上筋肉を収縮させるな」という抑制を受けています。しかし、筋肉が疲労を起こすとセンサー器官の電気的信号の量が低下して、筋肉を持続的に収縮させる命令が脳から発せられてしまいます。このことで収縮しつづけてしまう筋肉の状態のことを『つる』状態と言うのです。
 よって、足の『つる』要因の一つとして、「疲労」が挙げられることがわかりました。
 また、もう一つの要因として「電解質(イオン)の不足」も挙げられます。これは、センサー器官の電気的信号の伝導をするための物質が、ナトリウム、カリウム、カルシウムといった電解質であるからです。どうしても夏場は発汗によりこれらの物質が不足しがちです。ですから夏場は少しでも足が疲労すると『つる』という症状に発展しやすくなってしまうのです。
 もし足がつってしまったら、まずはつった部分をストレッチやマッサージすることです。ストレッチやマッサージにはセンサー器官の電気的信号を出やすくする働きがあります。既述のとおり、足がつった状態とはセンサー器官の電気的信号量の不足ですので、ストレッチ等でこの電気的信号の量を回復するしか具体的な対策はないようです。これと合わせて、電解質の含まれたスポーツドリンクの摂取を行うと良いですが、つった状態の回復度には個人差がありますので注意が必要です。
 つってしまった際の有効策が少ないとわかった以上、あらかじめの対策が重要になりそうです。そこで、その対策方法としては、運動前に、疲労しやすくつりやすそうな筋肉をストレッチやマッサージしておくことで、あらかじめセンサー器官を含めた神経回路を目覚めさせておきます。また、神経の伝導に必要なナトリウム、カリウム、カルシウムといった電解質をあらかじめ補給しておくことが重要となります。
 つってしまった時に行う対策法とほとんど重なっておりますが、つる要因が神経系にある以上、この点を押さえることが大事になってきます。
 電解質の補給のためには、スポーツドリンクはもちろんですが、果物も電解質を多く含んでいますのでかなり役立ちます。特にバナナはカリウムを多く含みますので、運動中の摂取も効果的です

 3回に渡ってお伝えしてまいりました、熱中症対策に関わるお話、いかがでしたでしょうか?
 どの項目についても、身近なことからトライできる対策ばかりだったと思います。しかし、身近すぎてついつい疎かにしてしまうことがこの夏場は一番怖いのです。
 どんなことであっても、基本的なことをしっかり押さえておかなければ発展的なことは出来ません。いよいよ本格的な夏に入る前に一度、運動習慣などを見直してみてはいかがでしょうか?NSAAではどんな細かいことでも大事に考えておりますので、日産スタジアムではより良いランニングやかけっこが実践できますよ。
 この夏、ぜひとも健康で安全で楽しいスポーツライフを送りましょう!

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