
★ 写真 ヤセウツボです。
撮影日時: 平成23年4月24日
場 所: 小机フィールド西側堤体
ヤセウツボ(ハマウツボ科ハマウツボ属)です。その前にお詫びと訂正
です。
以前、観察日記26号で「オニノヤガラ」と紹介した植物は「ヤセウツボ」
の間違いでした。訂正します。
ヤセウツボ、地中海地方原産の寄生植物です。1937年千葉県で確認され
要注意外来種に指定されています。牧草と共に日本に入ってきたそうでアカ
ツメクサやシロツメクサ等のマメ科の植物に寄生し、最後は宿主を枯らして
しまうので千葉県では有害植物になっているそうです。
マメ科の植物は高タンパク質の牧草としてたくさん輸入されていますが
まさか、こんな招かざる客も一緒に入ってきていたとは「お釈迦様でも気
がつくめー」。
寄生と言う変わった生態をもっていますが、在来種ではナンバンギセル
ハマウツボがよく知られています。ナンバンギセルはイネ科の植物、特に
ススキに寄生しススキの養分で成長しますが、それでススキが枯れた姿を
見たことはありません。
宿主が死んでしまえば元も子もなくなりますから、寄生の極意は生かさ
ず殺さずのはずです。
でも、ヤセウツボは宿主を枯らすそうです。原産地ではどのように共生
しているのでしょうか。日本と同じように嫌われているのならチョット可
愛そうな気もします。
平成23年4月16日(土)、17日(日)、23日(日)「東北地方太平洋沖地震
チャリティイベント、日産スタジアムの芝生でプレーしよう」が開催されました。
このイベントは、2010 Jリーグウォーズにて「ベストピッチ賞」を受賞した世界
トップレベルのピッチを、市民プレーヤーの皆様に体感していただける機会とし
、さらにご参加の皆様からいただく「参加料」を全額、「東北地方太平洋沖地震に
対する義援金」として横浜市を通して被災地に寄付するイベントです。
●今回はこのイベントに密着取材をしてみました! 大人編●

☆8:50分☆まず、受付です。参加料に加えて多大なるご寄付を戴いたチーム
もあります。 ありがとうございます!

☆9:10☆FIFAワールドカップTM 2002の決勝戦で使用した際、ブラジル
選手が書き残したサインなどがあるロッカー見学、スタジアムのお宝見学です。

☆9:40☆当スタジアムのグリーンキーパー柴田さんより「スポーツターフ」
(競技場の芝生)お話

☆10:10☆憧れのピッチへ入場、いよいよプレイ開始、今回は90分間試合が出来ます。

☆12:10☆今後の事業のため、アンケート記入をお願いしました。
アンケート記入後、更衣をして終了です。

憧れの芝生でプレーをして、満足いただけましたでしょうか?
義援金は総額260,761円集まりました。
日産スタジアムが責任をもって、全額、「東北地方太平洋沖地震に対する義援金」
として、横浜市を通して被災地に寄付いたします。

★ 写真 レンゲソウ(蓮華草)の花です
撮影日時: 平成23年4月20日
場 所: 北側園地の田んぼ
レンゲソウ、少し前の春の農村風景には欠かせない花でした。と過去形で言うのは
今、横浜に限らず全国でもレンゲ畑を見ることは少なくなっているからです。
1960年(昭和35年)全国のレンゲの作付面積は約24万haありましたが、2003年
(平成15年)には約3万haに減少しています。
理由は沢山ありますが、化学肥料の普及により肥料(緑肥)としての意味合いが薄
れたこと、稲作の促成栽培化(昔、田植えは6月にしましたが、今は5月)によりレンゲ
の花が咲く期間が短くなってしまったことが大きいのではないでしょうか。
滝野瓢水と言う人の警句「手に取るな やはり野に置け蓮華草」で野草のイメージが
ありますが、レンゲソウは栽培植物なのです。マメ科レンゲ属の越年草。
レンゲの呼び方には色々ありますが「ゲンゲ」が標準和名です。原産地は中国ですが南
の方でしょうか。中国江西省はレンゲの栽培が盛んで種子は日本にも輸出されています。
江西省は景徳鎮の磁器で有名ですが、中国有数の稲作地帯でもあります。
春の暖かい日差しに咲く紅い花は、野に遊んだ子どもの頃の記憶と共に私達の郷愁を誘
いますが、昔の週刊新潮の表紙を描いた谷内六郎も春の情景としてレンゲソウを描いて
います。
小学校唱歌「春の小川」にも歌われています。
小机小学校のサクラソウの生育状況の報告です。
2月15日に小机小学校の5年生が植え込み、世話をしてくれているサクラソウです。
良く育っています。しばらく雨が降っていないのでソメイヨシノを散らす風も埃っ
ぽく、空気も乾燥気味ですが、プランタの土には適度な湿り気があり、サクラソウも
気持良さそうです。

(平成23年4月15日撮影)
↑ 陽気に誘われて、蕾も上がってきました。明日あたりには一輪、二輪と咲き始める
でしょう。子どもたちの笑顔が見えるようです。

↑サクラソウの全景です。向かって右の6個 ↑プランタの拡大です。
のプランタにサクラソウが植わっています。
今年は3,4月と雨の少ない日が続きます。
新横浜公園の水辺も乾燥気味です。でも、気温の上昇に合わせるかのようにサクラソウの
花も咲いてきました。一つ一つは小さな花ですが群生すると見ごたえがあります。
水辺の両側一面がサクラソウの花で埋まるような景観を目指していますが、それにはも
う少し時間がかかりそうです。
この場所にサクラソウを植え始めて3年目ですが、結構、落ち着いてきました。
苗を植えても残るところと、消えてしまうところがあり、思いどおりにならないところも
また、よし、としましょう。去年より今年、今年より来年と良くなってくることを願って。

↑ 水路に水が少ないのは、天気のせいではありませんが、一雨ほしいところです。

↑ 紅いサクラソウです。 ↑ 白花もあります。
新横浜公園にヘイケボタルの幼虫を放流しました。放流された幼虫は上陸し蛹になり
おおよそ1ヶ月で成虫になり、空に飛びだします。
この時期、自然状態のヘイケボタルは、まだ、上陸しません。でも、今回放流した個体
は違います。水温や餌の増減により生育状態がコントロールされ、この時期放流しても
十分に上陸に耐えうる体が出来て(つくられて)いるものを放流しました。
なぜ、そのようなことをしたのか、その理由ですが、昨年は放流幼虫の数に比して発
生数が極端に少なく、ちょっと残念な思いをしました。発生数が少ないことの原因はま
だ特定できていませんが、6月の地温の上昇が蛹になったヘイケボタルにダメージを与え
たのではないか、との推論があり、試しに、今年は放流時期を1ヶ月早め、蛹を地温上昇
から守ろうとしたものです。
新横浜公園は遊水地と言うこともあり、地温上昇を抑える木陰がありません。盛夏、水
路際の地表面は40度近くになります。また、地中に潜った蛹は冠水にも弱いのです。
今回のような工夫で、ヘイケボタルの発生数が増えるかどうかの結果発表は1ヶ月後です。

↑ ヘイケボタルを放流した場所の全景です。
去年も同じ場所に放流しました。去年は放流数に比べ発生数が少なかったのですが
その中でも発生数の多かった場所です。ヘイケボタルの上陸に向いている場所だと
思っています。

【左側写真】放流したヘイケボタルの全部です。総数5000です。
これだけのヘイケボタルの幼虫をこの時期に揃えることのできる飼育技術は驚嘆
に値します。それとも、ヘイケボタルも家畜化していると言うことでしょうか。
【右側写真】手ですくって放流します。終齢幼虫です。ここまで大きくなっていると放流後
すぐに上陸行動に移ります。夜、様子を見たところ湿地(水中ではありません)
に小さな光が点々と光っていました。

(社)日本プロサッカーリーグ・大東チェアマンより、日産スタジアムに
「Jリーグベストピッチ賞」が贈呈されました。
これは2010年J1及びJ2リーグ戦を開催したホームスタジアムの中で
年間を通じて最高のピッチコンディションを作り、選手のパフォーマンス
向上及びJリーグの試合運営に貢献したことが称えられました。
当スタジアムとしては2001年の第1回受賞以来、2回目の受賞になります。

【Jリーグベストピッチ賞とは】
2001年に「J1ベストピッチ賞」として制定され、2005年より
「Jリーグベストピッチ賞」に改められました。規定試合数以上
開催したスタジアムの中から、マッチコミッショナーの評価をもとに
チェアマンが決定します。


★ 写真 ダイコン(大根)の花です、無肥料栽培だと花数も少なくなります
撮影日時: 平成23年4月11日
場 所: 北側園地バタフライガーデン
ダイコン、日本人にはお馴染みの野菜です。煮てもよし、生でもよし癖がないの
で何の料理にも合います。
何にでも合いすぎて「刺身のつま」などと言われ、なんとなく軽んじられる存在
ですが人気者です。でも、花はどうでしょうか。
白い花で目立ちません。テレビドラマ「だいこんの花」も目立たない、市井の暮
らしが舞台でした。
主演、森繁久弥と竹脇無我でシリーズ化されましたからご覧になった方も多いの
ではないでしょうか。脚本、向田邦子です。
だいこんの花を「人知れず忘れられた茎に咲き 人知れずこぼれ散る 細やかな
白、だいこんの花」と詠います。何となく、昭和初期のお母さんのイメージでしょ
うか。でも、大根は食品としては実力者です。アブラナ科ダイコン属。アブラナ科
の植物には食用となるものが多く、食品成分表に記載されている野菜150種の内35
種がアブラナ科です。キャベツ、白菜なども同じ仲間です。
アブラナ科の植物は昔、「十字花植物」と呼ばれていました。4枚の花弁が十字
に見える事からの命名ですが「十字架」ではありません、念のため。
今は分類体系の考え方も変わり、この名前も使われることは少なくなりました。
だからと言って間違いと言う訳ではありません、保留名として今でも有効です。
芝生観察日記の第三十六話です。
平成23年4月 13日
このたびの震災により被害を受けられた多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈り致します。

第三十四話以来約2ヵ月ぶりの芝生観察日記です。
第三十五話は、マリノスの今季ホーム開幕戦を2日後に控えた震災当日に作成していましたが、最後まで書きあげることができませんでした。なので、欠番とさせてください。
震災により被災したスタジアムやグラウンドが数多くあると聞いていますが、日産スタジアムの影響は少なく、ありがたいことですが複雑な心境です。
被災地から遠く離れた日産スタジアムですが、自粛を促す世相の中で色々と戸惑いながら、グリーンキーパーの私たちに今できることは何だろう?と、日々考えてきました。
芝生を良い状態に維持するためには色々な場面で電気や燃料が使われています。今まで当たり前のように無意識に作業を行ってきましたが今回の震災で色々と考えることができました。
Jリーグが延期されたので、作業の見直しを行い芝生が枯れない程度に管理してきました。これで、どれだけの電気や燃料が削減できたか解りませんが、みんなが同じような意識で取り組めば必ず大きな力になると信じています。
私たちが持っている経験と知識を活かして今私たちにできることを今後の管理作業にも反映させて行こうと思います。
Jリーグは、ようやく23日から再開することになりました。日産スタジアムでは29日のマリノス対清水エスパルス戦から再開となります。
芝生は約2ヵ月のお休みをもらったので万全な状態です。
舞台は整えました。後は、両チームの選手が最高の試合をしてくれること。それが、みんなの元気に繋がると願っています。
3月は冷たい日が続きましたが4月に入ると暖かい日が続きます。寒暖を繰り返すのがこの時期の気候の特徴です。三寒四温とはよく言ったものです。
この暖かさにつられてさくらそうの花が咲き始めました。今年の一番花は二つです。水路左側斜面、植えて3年目の紅い花です。このサクラソウは去年も一番に咲いてくれました。
もう一つは右岸、白い花です。この二つが今年の一番です。
去年は3月24日が咲き始めでしたが、今年は10日遅れの開花となりました。

↑ いつ見ても一番の花は良いものです。

↑ 咲くのを待っている一群です。 ↑ こちらは白花です。

★ 写真 ソメイヨシノの開花です、1分咲きくらいでしょうか
撮影日時: 平成23年4月1日
場 所: 日産スタジアム東ゲート橋横
待ち望んだ春です。今年の3月は東日本大震災で日本中がとてもつらい思いをしました。もう春は来ないのでは、と、思うほどの気分の沈んだ日々が続きましたが、季節は巡るのですね、今年も桜が咲きました。
ソメイヨシノは一年の始まりを告げる花でもあります。
東日本大震災では多くの方が被災され、今も多くの方々が避難され不自由な生活をされていると聞いています。一日も早い復興をお祈りします。
また、未曾有の大津波で沢山の方が亡くなりました謹んでご冥福をお祈りいたします。
横浜地方気象台のサクラの開花宣言は3月22日で昨年と同じでしたが、その後の寒さでサクラがほころび始めたのはこの二三日前からです。
ソメイヨシノ(染井吉野)はバラ科サクラ属の園芸種です。
その名のとおり江戸末期に染井村の伊藤伊兵衛さんの庭で見つかり全国に広まったと言う説が一般的でしたが、発生については人為交配、自然発生等諸説あり、作出者名も今では言わず、産出地の染井村の名のみを言うことが多いようです。
サクラの花は日本人の好みに合い、沢山の交配種、園芸種がつくられ、その数600種とも言われていますが、親となるサクラ属の種は意外と少なく5?7種しかありません。
こんな限られた親からあんなに多様な品種が生まれるのですから、遺伝ってほんとに不思議です。

★ 写真 コブシの花です、満開です
撮影日時: 平成23年3月31日
場 所: 東ゲート橋横の歩道(リハビリセンター前)
北国の春を告げる花です。雪のように白い花です。
コブシを喩えた言葉「咲き始めも白く、盛りでも白く、散る時も白い」とは誰の言葉だったのでしょうか、想い出せません。記憶違いでしょうか。
コブシ、モクレン科モクレン属の落葉広葉樹で里山が似合う樹木ですが、今は街路樹や公園樹としても使われ都会でもよく見かけます。
虫もつかず、樹形も良く、木質も柔らかく剪定しやすいのが人気の秘密かもしれませんが、剪定しすぎると花が咲かなくなります。
コブシの枝は切るものではありません。やはり野におけ、と言った樹木でしょうか。
街路樹は植物ですが、道路法では交通標識や街路灯と同じ「道路の付属物」の扱いとなっています。道路の付属物ですから通行の支障になれば「支障物(生き物ではない)」として撤去されます。
ここのコブシが枝を伸ばし、遠目で見るとサクラと見間違えそうな花を咲かすことができているのは、その立地にあります。割合広い歩道と、先がT字の道路なので車もスピードを出しません。また、交通量も少なく大型車の通行もあまりありません。
何より良いのは隣がリハビリセンターの駐車場で、コブシが枝を伸ばすことのできる広い空間があることです。来年はもっと多くの花を見てみたいと思います。
3月27日(日)ラクロスパークの様子
みなさんこんにちは。
3月27日(日)は、「ラクロスパーク」が開催されました。
3月11日(金)に、東北太平洋沖で大地震が発生し、まだ皆さんの心の傷が癒えない最中であり、今も避難所で生活をしている被災地の方々がいる中なので、今回のラクロスパーク開催に踏み切るまで迷いましたが、「私たちにできること・・・」を最大限に考え、開催することに決めました。
今だからこそ、自分たちの存在価値について一人一人が考えるときなのだと感じます。
私たちができること・・・、私たちの活動意義はなんだろうか・・・それは一人一人の人たちに笑顔を与えることだと思います。今も毎日放映されている地震や津波の恐怖、放射能といった目に見えない恐怖、被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、この事態が子供たちの目にはどう映っているのだろうかと思うと、胸が痛みます。
これはまさに被災地だけの問題ではなく、日本全体の問題なのだということを受け止め、私たちの身近なところから活動すべきではないかと私たちは思いました。私たちは、子供たちの心を少しでも明るく前向きにするお手伝いをすることが使命だと考え、今後も活動を続けていきたいと思う所存です。
今回、参加費を100円とし、募金箱を設置させていただきました。
事前呼びかけの元、おうちでコツコツと募金をしてくれていた子、募金に積極的に協力をしてくれた子、助け合いの心がこんなにも純粋に行動として現れたことにとてもうれしく感じました。
今回参加してくれた参加者の皆様。そして連れてきてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。 そして募金に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆さんのおかげで合計で4,596円の募金が集まりました。こちらの募金は、横浜市体育協会を通じて「横浜市 東北太平洋沖地地震募金」として、被災地の方々に贈られます。
募金は、3月でいったん締め切らせていただきますが、私たちの「ラクロスパーク」は今年度も続けさせていただきます。「ラクロスパークから元気を発信!」をスローガンとし、皆さんに笑顔を与えていきたいと思います。
周りに元気のない子供を見つけましたらぜひ、連れてきてください。未来ある子どもたちに、
一緒にラクロスをすることで、スポーツの楽しさを感じていただき、生活の糧となるような元気を発信していきたいと思います。
次回の開催は4月24日(日)です。詳しくはブログをご覧ください↓
http://blog.goo.ne.jp/lacrosse_communications_japan
たくさんのご参加お待ちしております。
