皆さんこんにちは!
        いよいよ
2010年度に突入し、進級、進学、就職など、春は様々な変化のある時期です。NSAAでも新たにランニングクラスの開設、などなど、ということで、新生NSAAがスタートしたといったところでしょうか。
        さぁ皆さん、
そんな4月をいかがお過ごしでしょうか?
        
        おそらく、
気疲れしてしまう方も多いのではないでしょうか。
        しょうがないですよね、新しいことをやると多かれ少なかれ、
良くも悪くもストレスが溜まります。
        
        そんなストレスや気疲れに並行するかのごとく、
春のポカポカ陽気は眠気を誘います。
        
        じゃあ、寝て回復しよう!!!!
        …なんて考えはいまや時代遅れ。
        
        もっと効率の良い疲労回復の仕方
『積極的休養』お教え致します!
        
        
NSAAティーチングスタッフ 三浦 学
       
      
        
アクティブ・レストとも言い、運動後の身体の疲れている時に、あえて
ウォーキングや
ストレッチなどの
運動を軽めに行い、
全身の血行を良くして
疲労回復を早める休息法のことです。
        近年、スポーツの世界では、
“疲れているからこそ身体を動かして疲労回復を促す”という考え方が浸透しています。 
      
 
      
        
積極的に筋肉を動かして血液の循環を促し、酸素や栄養を効率良く身体に行き渡らせることを目的としているアクティブ・レスト。実はアスリートのように激しい運動をする人だけでなく、
サラリーマンやOL、主婦など普段あまり身体を動かす機会が多くない人にとっても効果的な疲労回復法なのです。 
         
      
        積極的休養と消極的休養(横たわるなどにより疲労回復を図る方法)の、疲労回復の差を示したものが下記の図になります。
        (出典:
ボディワイズ・ノート ボディワークテクニック研究室)
        
        
        
        運動やデスクワークをした後、
積極的休養群と消極的休養群に分けて血中乳酸量を測定したデータになります。20分後の比較をすると…
        
        
◎積極的休養 ⇒ 70~80%回復
        ◎消極的休養 ⇒ 20~30%回復
        
        この通り、
積極的休養を取った方が、疲労回復が2倍のスピードで進むことがわかります。 
 
      
        三日坊主になってしまってはしょうがないので、自分なりにルールを作ってみましょう!!
        
        
        
        ○エスカレーターではなく階段を使う。
        ○バスを1つ手前の停留所で降りて目的地まで歩く。
        ○犬の散歩の回数を増やす。
        ○買い物をこまめにする(歩く頻度を増やす)。
        ○ちょっと遠回りして歩く。
        
        

あら、お気付きになりましたか?
        
そう、歩くこと、ウォーキング程度でも十分な効果が得られるのです。
        
        何か特別な技術なんて必要ないのです。
        
継続は力なり!!!!
       
      
        週5日間働き詰めで、さぁいよいよ休日!
        そんな1日を寝てばっかりで過ごして後悔してしまった経験、ありませんか?
        夕方、目が覚めて、「あーやっちゃった…、無駄な1日だった~」のような…。
        
        確かに睡眠も大事ですが、
心身共にリフレッシュするためには、気持ちもガラッと変えたいですね。そんな時、1日中笑顔でいられるような趣味を持てれば、その日の夜は「よし、明日からまた元気に仕事頑張ろう!」という前向きな気持ちになれるのではないでしょうか?
        
ムスっとした顔で過ごすよりも、笑顔のほうが、絶対楽しいですよね☆
        
        そういった意味でも、
どんなことでも良いので趣味を持ってみませんか?
        例えば、読書もそうだし、映画鑑賞、音楽鑑賞、アウトドア…。何でもありですね!
        
        ランナーの皆さんも、
走ってばかりではなく、たまには息抜きも必要ですよ~!そうすると、良い具合に疲労も抜けて、もっと走る力がアップします! 
      
      
      今回が7回目となりました、ランニングファン応援プロジェクト。
        走ることだけが走るための力にはならないということが、何となくはお分かり頂けたでしょうか?
        休むことも絶対不可欠なトレーニングだということ、言葉では分かっていても、いざ実践するとなると不安になる方も多いと思います。
        でも、思い切って休むという気持ちを持つことは絶対に大事です!
        そうすると、休み明けの練習がもっと面白くワクワクするものになるかもしれませんよ!
        
        人間、案外しっかりしている生き物だと思いますが、針金に例えると、金属疲労してポキっと簡単に折れてしまうような、そんな弱い面も身体の中にある、ということを忘れてはいけません。
        それが身体のどの部位か、というのは人それぞれだと思いますが、見えないところでの過信を抑えることも、ランニングには大事だということです。
        堅苦しいコト言ってしまいましたが…。
        
        身体の本当の声を聞きながら、楽しく走りましょうね!! 
        NSAAでは、会員の皆様へ、走ること以外にも運動に有益な情報を提供しています! ! 
      
      
      
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