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NSAA(陸上教室)

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正しいランニングの学び方とは?

季節的にはランニングシーズン直前となっております。 マラソン大会などの申込も、この時期に始まっているものもあるのではないでしょうか。
そんな時、いざ走ろうとしても、どう練習すれば良いのだろう?私がやっているこの練習は本当に正しいのかな??どういった効果があるのだろう???一人ではきっと結論を見出せないと思います。そんな状態のままで大会本番に臨むことほど不安なことはないと思います。
今回は、そんな不安を払しょくする、正しいランニングの学び方について考えてみようと思います。

一人で練習する場合、ランニング雑誌等を参考に自分で練習内容を組み立てたりすることは出来ますが、練習量や質、距離やスピードのバランスといったところまでの適切なチェックはなかなか出来ません。どうしても得意な練習に偏ってしまい、疎かになってくるポイントが出てきがちです。ただ、理論的には正しい練習を継続することができ、自身でタイムを取りながら練習日誌などを付けることで進歩を確認することができます。

ただ、ランニングは一人でなくとも出来るスポーツです。仲間を誘い合って走ることも出来ます。仲間同士で練習をする場合はお互いに情報を共有し合えるので、1+1=2ではないですが、一回の練習で得ることの出来る知識が人の数だけ増えます。様々な練習パターンの構築が可能になったり、練習をコーチングしてくれる人も出てきたりするかもしれません。ですので、練習内容の偏りが少なくなり、より効率的な練習につながります。

一人で練習する場合は自分で定めた距離とタイムが一つの指標になりますが、この指標にとらわれがちです。タイムが伸びているうちはまだ良いですが、伸びなくなってくるとどうしても目標を失いがちになってしまい、飽きが来る可能性もあります。こういった時にも、毎回練習日誌を付けて、例えばタイムをグラフ化したりすると次の目標を定めやすくなります。

仲間同士、練習日誌を交換してチェックし合ったり、練習の情報を共有したりすることも出来ます。仲間との練習もやはり距離とタイムが一つの指標になることに違いはありませんが、練習内容が多岐に渡るので、持久的な面での目標設定やスピードの面での目標設定など、様々な観点で楽しむことができます。何より、仲間がいるので楽しさの中にも競い合いながら、という気持ちが生まれ、より頑張ろうという気持ちになれます。

そもそもランニングに技術面、ということがピンとこない場合が多いと思います。一人で練習したりする場合は特にそうですが、どうしてもいろんな面で我流になってしまいます。良い効果をもたらすことも当然ありますが、客観的に評価してくれる人がいない中では少し不安ですよね?そもそも、一人で練習をする時には正しい走り方なんて考えることが少ないと思います。理想のフォームを思い描き、影や窓ガラスに映る自身の姿でフォームをチェックしながら走ると少し効果的です。

そんな効果的な練習も、仲間にフォームをチェックしてもらえばより一層の効果があるのではないでしょうか。『(1)練習内容』とも重複しますが、仲間がいればいるだけ知識の数も増えます。そういった中で仲間同士ジョギングをしていたりすれば、走りながら自然と会話も進むものです。そんな時、腕の振り方や足の動かし方など、分かっていそうで実は分かっていない情報を仲間から仕入れることができるかもしれません。また、一緒に走りながら、走りの悪い癖をチェックしてアドバイスをくれたりする機会も増えますね。ですので、自然と走ることを考えるようになるでしょう。

一人での練習の場合、もし身体のどこかに痛みが生じてもすぐ相談出来る相手がそこにはなかなかいません。大体の場合は自分で整骨院などを探しながらケアをしてもらうのが定番だと思いますが、そういうところの先生が必ずしもあなたの走りをチェックしているかと言ったらそうではありません。痛いところ、気になるところの治療がメインとなります。
これは当たり前といったらそうなのですが、どこに原因がるのかなどといったところまでは詰めることが出来ないのが現実ですし、盲点になりがちです。結果的にどうしても故障がネガティブなものになりがちです。ですので、信頼できる治療院などをあらかじめリサーチしておくと安心して練習できます。

そんな知識を持った仲間同士一緒に走っていれば、互いに走り方の癖などは比較的早く見抜けるかと思います。ですので、仲間がちょっとした痛みを覚えれば、その癖を指摘することができるのも仲間です。そういった意味でも、故障の原因となる『走り』を見てくれている仲間がそばにいれば、治療以外の面で改善策を見出しやすいでしょう。もしかしたら、おすすめの治療院を紹介してもらえたり、なんてこともあるかもしれません。そして何より、お互いに励まし合えることが、仲間のいる強みですね。

ランニングをするに当たって、健康面に関すること、栄養に関すること、様々な知識が求められると思いますが、一人の練習ではどうしてもそういったことに意識がいきません。走ることだけが練習、と思いがちになってしまいます。自分で勉強しようと思っても、そこだけに費やす時間やお金も発生しますよね。少し効率が悪いです。ですから、常に色々な情報をキャッチできるよう、積極的にランニングイベントに参加したり、健康を特集した番組を見ながらオリジナルのノートを作ったりして勉強すると効果的です。

情報、知識はやはり多いことに越したことはありません。やはり仲間がいればそれだけ知識、情報の数も増えます。例えば健康面のことであれば、人それぞれ健康に気を遣うポイントは様々あるでしょうし、そういった内容を共有し合えるだけでそれは大きな財産になります。また、栄養に関することであれば、世間一般的になかなか自炊をする機会の少ない男性であれば考えることの少ない観点ですので、女性と一緒に練習をすると色々とアドバイスを聞けるかもしれません。その仲間が増えれば増える程、知識の観点も多岐に渡りますし、良いコミュニティにもなりますね。


以上のように、例えば同じ2時間の練習だとしても、一人で練習をするか、仲間と練習をするかによって、ただ走ることだけではなく様々な観点で走りに関することを学ぶことが出来るのを、お分かり頂けましたでしょうか。

一人で練習することにも多くのメリットはありますが、より多くのメリットを得て正しいランニングを学ぶためには、『仲間』が必要なのです。 学び合い、励まし合い、競い合い、喜び合える仲間…。ランニングは個人スポーツでありながらも仲間の絆が絶対に欠かせない団体スポーツでもあるのです。

NSAAには、こういった『仲間』と練習することが出来る環境があり、間近でティーチングをしてくれるスタッフや、ケガなどのケアをしてくれるスポーツトレーナーがおります。 また、ランニング仲間だけではなく、同じ競技場内で同じ時間帯に練習に励む小学生や中学生の姿に元気をもらうこともしばしばです。

これからランニングを始めようとしている皆さんも、すでにランニングをしていらっしゃる皆さんも、ぜひ、『仲間』と共に楽しく走ってみてはいかがですか?

技術や力に差は当然ありますが、目指す目標の方向性は仲間同士一緒です。

NSAAには体験コースもございます。
ぜひ、一度NSAAに足を運ばれてはいかがでしょうか?

NSAAでは、会員の皆様へ、走ること以外にも運動に有益な情報を提供しています!!

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