3月に入り寒暖差の激しい日が続いていますが、メンテナンスを行なった4日は幸いにもお天気に恵まれ、先月に引き続き宿根草のスプリングカットバックの作業をしました。ミューレンベルギアやカレックスも根元から切り戻します。(左:作業前、右:作業後)
少し作業をすると汗ばむような"ぽかぽか陽気"の中、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のボランティアの皆さんが、熱心に作業をしてくださいました。
4つのガーデン(ワインディング パス、スクエアガーデン、ボーダーガーデン、ロータリーガーデン)を巡りながら、2時間ほど除草と切り戻し作業を行ないました。
"ワインディング パス"では、今、クリスマスローズ(ヘレボルス)が花盛りですが、真っ白なユキヤナギも咲き始めました。ガーデンの手前には小さな球根植物が植えられており、きれいなブルーのシラー シベリカ(シビリカ)や、星のような形のハナニラ(イフェイオン)も咲いています。
ちょっと変わった形をしたユーフォルビア ミルシニテスは、暑さにも寒さにも強く、頼りになる植物ですが、もう少ししたら花が咲きそうです。チューリップの芽もたくさん出始めており、春はもうすぐですね。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
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2月のワインディング パスの様子です。
カレックス オシメンシス エバリロの黄色い葉が、冬も鮮やかですね。
スイセン ペーパーホワイトは、花の期間が長くて12月からずっと咲き続けてくれています。
この季節は、クリスマスローズ(ヘレボルス)が見頃で、様々な花色が楽しめます。
2月9日(金)のメンテナンスには、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のボランティアの皆さんが9名集まってくださいました。
この日は、ガーデンに飾り付けていたイルミネーションをはずしてから、ロータリーガーデンとボーダーガーデンの宿根草の切り戻しを行ないました。
シュウメイギクやカンナ、イトススキなど、根元から切り戻してガーデンはすっきり。(左:作業前、右:作業後)
ロータリーガーデン、ボーダーガーデン、スクエアガーデンには、新たに看板が設置されました。植えられている主な植物も紹介されています。
ロータリーガーデンでは、2月22日にバイモ(フリチラリア ツンベルギー)が咲き始めていました。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
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ロータリーガーデンの1月の様子です。
セントーレア ギムノカルパとシロタエギクのシルバーリーフがきれいです。寒さの中ピンク色の花をつけているのは、エリカ プリティレッドです。
左の写真は、ルドベキア マキシマの現在の様子です。枯れた茎の根元を見ると緑の葉が出ています。(右は、昨年6月の様子)
このように放射状に葉を広げている状態をロゼット状といい、冬の間このような形で光合成をしながら、次のシーズンに向けて栄養を蓄えています。
ワインディングパスでは、12月から咲き始めたスイセン ペーパーホワイトが小径に沿ってたくさん咲いています。
よく見ると、小さなスノードロップも咲いています。一昨年に植えた球根が、また花を咲かせてくれました。
左は、ワインディングパスのオーストラリアン ローズマリー(ウエストリンギア)。葉や花はローズマリーに似ていますが、オーストラリア原産で、香りはありません。
右は、ボーダーガーデンのローズマリー。こちらは地中海沿岸地方原産のハーブで、すっきりとした香りがあります。
眠っているかのように静かな冬のガーデンでも、植物たちはいろいろな活動をしているようです。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
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12月に入ると、公園の落葉樹の枯葉が風にハラハラと舞い、ナチュラルガーデンの風景も落ち着いた色合いになってきました。その中で、シモツケ ライムマウントや、カレックス オシメンシス 'エヴァリロ'の黄色い葉が、ガーデンを明るくしてくれています。
宿根草中心の花壇では、お花が少なくなる時期ですが、ワインディングパスでは、クリスマスローズ(ヘレボルス)と、昨年植えたスイセン ペーパーホワイトの真っ白い花が咲き始めています。ペーパーホワイトは地中海沿岸地方が原産。房咲きで香りのあるスイセンです。
12月のナチュラルガーデンのメンテナンスは、1日と11日に、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんと行ないました。1日(金)の活動では、主に球根の植え付けを行ないました。
ワインディング パスにチューリップの球根を80球、中央広場のスクエア ガーデンには、スイセン、スノードロップ、原種系チューリップの球根を150球ほど植えました。春にはどんな風景になるでしょうか。
コンテナの寄せ植えは、パンジー、ストック、ハボタンなど、冬に活躍してくれる一年草を植えこんで、少し華やかにしました。
11日(月)の活動では、宿根草の切り戻しをしてから、ナチュラルガーデンにイルミネーションを飾り付けました。日が暮れて暗くなると明かりが灯ります。(ソーラーライトのため、天候によって点灯しないことがあります。)冬の夕暮れ時のお散歩も、小さな明かりがあると楽しみですね。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
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こちらはボーダーガーデンの写真ですが、2020年4月に植え付けたグラス類が、だいぶ立派に育ってきました。右の大きなグラスはミューレンベルギア リンドヘイメリで、灰色がかった青緑の葉がきれいです。
中央後方はイトススキ、その手前の薄ピンク色の穂がミューレンベルギア カピラリスです。
11月15日(水)に、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんとナチュラルガーデンのメンテナンスを行いました。
ワインディングパスでは、もうすぐチューリップの球根を植え付けるので、クリスマスローズ(ヘレボルス)の古い葉をカットしたり、バプテシアやアナベルの切り戻しをしたりして、少しすっきりさせました。
この季節は、ツワブキの黄色い花がとても鮮やかです。ユーフォルビア ミルシニテスも元気に育っていますね。
中央広場のスクエアガーデンでは、植え付けの時に手に入らなかった苗(ルドベキア リトルスージー、アルストロメリア サマーブリーズ)の植え付けを行いました。
ボーダーガーデンでは、エキナセアの切り戻しなどをした後に、来年の秋に向けて、ペルシカリア ゴールデンアロウとメリニス サバンナを補植しました。こちらは防草シートをカッターで切りながら、石なども多い土壌に植えるので、なかなか大変な作業です。
ロータリーガーデンに行くと、サルビア アズレアが花盛り。ピンク色の霞のようなミユーレンベルギア カピラリスの穂に透けて、ダリア 黒蝶も咲いています。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
]]>今回、当日のレースだけでなく、日産スタジアム周辺のサイクリングも楽しんでいただきたいと思い、日産スタジアム・新横浜公園スタッフが鶴見川沿いのサイクリングをレポートします。
<手書きMAP>
距離:約58㎞(往復)
獲得標高:470m
移動時間:約3時間(平均時速19km/h)
所要時間:約5時間
日産スタジアムのある新横浜公園は、鶴見川の遊水地ということをご存じでしょうか。台風など降雨で増水した鶴見川の水が町へ流れ出ることなく公園内に貯めることができる様になっています。そんな、鶴見川と縁の深い日産スタジアムから鶴見川の源流まで日産スタジアムスタッフがサイクリングをしてきました。
スタートはもちろん日産スタジアム。この日はウエディングフォトの撮影をおこなっていました。澄み渡った青空の下、絶好の撮影日和。どうぞ末永くお幸せに!
スタート前にトイレを済ませ、携行品やボトルの水分確認、今一度愛車のチェックを済ませ、いよいよ出発します。今回のルートですが、往路はできるだけ川沿いを走りたいと思います。
日産スタジアム目の前の幹線道路「新横浜元石川線」を第三京浜インターチェンジ方面へ進みます。
公園の上を通過して、すぐに「多目的遊水地」の交差点があるのでテニスコート脇のサイクリングロードへ入ります。多目的遊水地は先ほどの説明の通りです。ちなみに鶴見川についてもっと深く知りたい方はサイクリングロードの道を挟んで向かいにある「鶴見川流域センター」へお立ち寄りください。鶴見川の生物や地域の歴史など学べます。
サイクリングロードは歩行者優先です。ランナーやお散歩の方も多いのでスピードの出しすぎには注意しましょう。
見通しが良く路面も凹凸が少なく、走りやすい道が続きます。
この日は空気が澄んでいて大山のある丹沢山系と富士山がよく見えました。富士山が綺麗に見えると得した気分になります。
鴨居駅周辺です。河口から18.1km地点の鴨池橋を渡り左岸側に行きます。ちなみに、河口に向かって右側が「右岸」、左側が「左岸」です。左岸、さがん、サガン・・・。左岸を走るときはグリーンジャージを着た一流選手になった気分ですが、スピードはグルペットです。
この先は基本的に左手に川を見る左岸を進みます。分岐点で迷ったら本流と思われる川幅の広い方の左岸を選んでください。
途中で橋の下をくぐる「アンダーパス」をいくつか抜けて進みます。
川沿いの道には所々に河口までの距離が記載された標識があるので参考にしてください。
市ケ尾高校の裏に親水広場があります。昔ここで生き物観察をしたことがあるのですが、アユを見つけることができました。
さて、ここでちょっとだけ川から離れて寄り道します。
市ケ尾高校の正門前の横断歩道を渡りそのまま直進して突き当りを左折します。
道なりに少し進むと右手に「稲荷前古墳群」があります。
駐車場にある看板です。
古墳と言われなければただの丘と勘違いしそうです。
4世紀から7世紀頃のお墓ということなので、およそ1300年以上の時間が流れているということになります。
古墳からは大山・丹沢山系が一望できます。中央には富士山の頭が少し見えています。昔の人がここを選んだ理由がなんとなく分かる気がします。
古墳からは鉄器や管玉など出土しているとのことで、一部の考察では写真に写る大山まで玉に使用する石を取りに行ったのではと言われています。丹沢山系は海底から隆起した山で、海底で堆積した火山灰が圧縮された緑色の石「緑色凝灰岩 (グリーンタフ)」が多く取れます。緑色の綺麗な石は宝石にちょうど良さそうだなと納得します。そうすると、昔の人もすぐ近くを通る「246号線・大山街道」を何日もかけて歩いたのかもしれませんね。
古墳に別れを告げて、古墳を後ろに見て右側に道なりに少し進むと「横浜市くろがね青少年野外活動センター」があります。写真の階段は自転車では登りづらいので一旦通り越してすぐ右折すると自転車でセンターに入れます。
この施設は青少年の体験施設であり、野外炊事や集団宿泊などができる施設です。家族で参加できるキャンプイベント等開催しています。この場所は旧鉄(くろがね)小学校の跡地を利用されています。街中の喧騒から離れ、自然のゆったりした空気が流れる空間が魅力です。春になると卒業生が桜を見に訪れます。
イベント時は難しい場合がありますが、サイクルスポットとしてトイレの使用や水分補給ができます。施設の受付で声をかけてから使用させてもらいましょう。サイクルラックもありますが、この日は寝袋の物干しとして使用されていました(笑)。
パンだけでなく、パスタやピザといったイタリアンやケーキもあり、いつもどれにしようか迷ってしまいます。この日はフィッシュフライを挟んだパンとキノコのホワイトソースが入ったパンをいただきました。とても美味しかったです。
鶴川駅近くの「大正橋」は右岸が行き止まりです。左岸がアンダーパスになっているので左岸を進みます。
鎌倉街道を横切ります。写真の縦の通りが鎌倉街道です。
上流を見て鎌倉街道を左手に進むと「町田リス園」があります。うちの子どもが小さい時に一度行ったことがありますが、とにかく可愛いリスがたくさんいて、とても楽しかった記憶があります。
思い出したように標識を発見。河口から35.5km地点でした。全長が約42.5kmなので源流まで約7kmとなります。
整備の行き届いた綺麗な道が続きます。
この先に鎧堰(よろいづか)水辺の広場があります。この場所は農業用水の取水堰の跡地で地域の親水のシンボルとなっている様です。「よろい」という地名も近くをはしる鎌倉街道と関係があるのでしょうか。鎧を着て馬に乗り鎌倉に出向く武者行列を思い浮かべました。わたしも鉄の愛馬をゆるゆると進めます。
この付近はフェンスが無く親水広場みたいです。上流域に来たんだという実感がわきます。
宮川橋から先は工事中のため、右折して車道を進みます。
「図師」の交差点を左折して、57号芝溝街道を進みます。
少し進むと「図師大橋」の交差点に着きます。王道のルートだとここを右折して車道を登っていくルートですが、極力川沿いを進むため、右に横断してから再び芝溝街道を直進します。
すぐにスーパーがあるので通り過ぎたら右折します。
川沿いです。道なりに進みます。
突き当りの通り「さくら通り」に出たら左折してすぐ右折したいのですが、横断歩道がなさそうなので一度右折して交差点に出て横断歩道を渡って戻ってきます。
先ほど出てきた道を過ぎて坂の上り際を右に入ります。
この後、右側に細い道がありましたが「階段かもしれないなぁ・・・」と思い、道なりを見ると坂の気配が。ここまで坂らしい坂が無かったため、急にスイッチが入り「やっぱり坂が好き」とクライマーでもないのに坂にアタック。
なかなかの傾斜をふらふらしながらなんとか登り切りました。坂を登り切った時に思うのは「やっぱり坂はきつい・・・。けど、何か気分がいいよね!」
登り切ったら。下ります。突き当り一つ前を右折します(突き当りを右折でも大丈夫です)。
道なりに進むと突き当りが・・・川です。
コサギを発見。
この付近は蓮田が有名の様です。今度シーズンに見に来てみようと思います。
鳥居が見える直進方向に進みます。
交差点を右折します。
道なりに進み通りに出たら右折します。
すぐに横断歩道があるので渡ります。
横断歩道を渡ると目の前に川があります。川を右手に道なりに進みます。
突き当りを左折します。
少し進んで左折します。この辺りは道が狭く分かりにくいですが、迷ったら「小山田(おやまだ)小学校」を目指しましょう。
鶴見川の標識を発見。
通りに出たら目の前が「小山田小学校」です。左折して通りを進みます。左手に公園が見えるので左折します。
この公園は上小山田みつやせせらぎ公園といって、調整池としての役割があるそうです。新横浜公園と同じですね。
公園の脇を左折したらすぐ右手に緑道があります。この道も川のにおいがするので進みます。写真の左側は市民団体が地域在来種のノカンゾウ・ヤブカンゾウを育成しているとのこと、見ごろは6~7月頃だそうです。
写真は撮れませんでしたが、この先で左側に調整池に流れ込むせせらぎが流れています。
緑道はすぐに終わるので通りに戻り左折します。
突き当りがバス停になっているので斜め右方向へ進みます。
とても綺麗な里山の風景が広がっていました。
道の左手に急にトイレが現れます。このバイオトイレが見えたらゴールです。
トイレの10m位先右手に「鶴見川源流の泉」があります。目印の看板です(この角度は今までの進路と逆側、上流側からです)。
これが源流の泉です。
水が湧き出ている様子が良く分かります。1日で約1,300トンの水が湧き出ているそうです。
今まで走っていた道の側溝が鶴見川でした。
河口付近では船が行き交う大きな川ですが、たった42.5㎞でこれほど風景が変わるというのは驚きです。それだけ流域が広く支流が多いということなのでしょうか。
流域の山々に降った雨が山に保水され、徐々に湧き出た清水が集まり川となり、様々な旅を経て海に注ぎます。川は山と海を繋ぎ、海水は雲を作り、雲は雨を降らします。水は自然の中で大きな循環をしていることは教科書で学びますが、自分の足でその場所を訪れ目にして体感することで、実感が沸きます。私が飲んだボトルの水は、私が流した額の汗は、私の体を構成する水分は、ひょっとしたら以前この川を流れたことがあるかもしれません。自然との一体感を得られるところも自転車の魅力と私は感じています。
公道で行ける源流はここまでと思われます。私有地への立ち入り注意の看板がありました。話し声なども迷惑にならないように注意しましょう。
清流に心が洗われたら帰路につきます。帰りは川沿い縛りを解除して幹線道路を走行します。
源流の泉前の155号町田平山八王子線を下ります。
往路で通った「図師大橋」の交差点に突き当たったら左折して57号芝溝街道をひたすら進みます。
鶴川の駅前付近から3号鶴川街道に合流します。そのまま道なりに進みます。
緩い坂を少し登っていくと「上麻生」の交差点が見えます。
この交差点を右折して12号横浜上麻生道路に入ります。
右折しないで直進すると「柿生駅」の前に出ますので柿生まで行ったら戻ってください。
この後はしばらく道なりです。市ケ尾高校の前を通り、246号線に続き東名高速の下を横切ります。
東名高速の下を横切ったら登り坂で丘を越えます。丘越えの道は池辺市ケ尾線です。
丘を越えて下り切って少し進むと再び12号横浜上麻生道路の標識が見つかります。
「津田中学校入口」の交差点を左折します。
少し進むと「第三京浜」の標識が見つかります。
「梅田橋」の交差点を左折して140号緑産業道路に入ります。
「第三京浜入口」の交差点を右折します。
第三京浜インターチェンジをくぐると鶴見川が現れます。奥には日産スタジアムも見えます。
ゴールは目前。今日の走りを名残惜しむように左折して川沿いを進みます。
再び標識を発見。河口から14.5km地点です。川幅もかなり広くなっています。
「亀の子橋」を右折して橋を渡ります。この時は橋の歩道をゆっくり通ります。
橋の上からは新横浜公園や日産スタジアムが一望できます。ただし見るときは停車してからにしましょう。
朝スタートした日産スタジアム東ゲート付近に戻ってきました。だいぶ日が傾いていました。明るいうちに戻ってくる様な計画を心掛けたいですね。
走行距離は約58㎞でした。
のんびり一日かけて走るにはちょうど良い距離かなと思います。一部の坂を回避したり、復路も川沿いを走行したりすれば、それほど難しくないルートですが初心者の方はソロを避けて誰かと一緒に走行することをお勧めします。
また、くれぐれも交通ルールを守り安全運転を心がけましょう。
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今年も第3駐車場の入り口では、ロータリーガーデンのシュウメイギクが真っ白な花を無数に咲かせています。
美しいブルーの花は、サルビア アズレアです。とても背が高くなるので、今年は7月に2度ほど切り戻しをしてみたところ、ちょうどいい高さで咲いてくれました。
ミユーレンベルギア カピラリスの穂もピンク色の霞のように、フワフワになってきましたよ。
左側がロータリーガーデン。右側はボーダーガーデンの様子です。
ワインディング パスには、新たに看板が設置されました。ガーデンの紹介や、植えてある主な植物の名前が載っています。また、今が見ごろである植物の紹介も載せています。いらした際にはぜひご利用ください。
ワインディング パスで、今花盛りなのは、アスター レディインブラックです。小さな花がびっしり咲いています。昨年は9月に咲いていたので、少し遅めのようです。
春にも咲いていたシモツケが、また花を咲かせています。左側がシモツケ ライムマウント(ワインディング パス)、左側はスクエア ガーデンに今年6月に植えたばかりのシモツケ ホワイトゴールドです。
暑かった夏が過ぎ、植物たちも少しほっとしたのか、生き生きしているように見えます。気持ちの良いこの季節、新横浜公園のガーデン巡りはいかがですか?
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
]]>観察日 : 2023年 9月19日(火)、22日(金)、 28日(木)
場 所 : 第2運動広場北側、大池、バタフライガーデン付近
植 物 : ヒガンバナ、ハマカンゾウ、クズ
動 物 : ハラビロカマキリ、コムラサキ、コガモ、ウラナミシジミ
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
狙っているのはハナムグリ?(9月19日)
クヌギの幹を見上げると、ハナムグリの仲間が4匹。樹皮に頭を突っ込んで樹液を吸っていました。そして、すぐそばにはハラビロカマキリ。上体を起こしカマを上げ、戦闘態勢です。体表が堅くて滑りそうな甲虫もうまく狩ることができるのか、興味津々で観察します。ちょっとずつ忍び寄るハラビロカマキリ。そろそろ捕まえるかという距離で、カマキリはハナムグリの横を通過。あれ? すると、枝の裏側からチョウの羽ばたく翅(はね)が見えました。なるほど、最初からカマキリは裏側にいるコムラサキを狙っていたのですね。勝ったのはコムラサキ。すぐに飛び立ち、カマは振り下ろされることはありませんでした。
後ろから忍び寄るハラビロカマキリ
狙われていたのはコムラサキでした。
獲物を逃したハラビロカマキリ
冬鳥到来(9月22日)
9月が半ばを過ぎても30℃を超える毎日。今年は厳しい暑さが続きます。雨のち曇り予報で、暑さが少し落ち着き、雨があがったため、午後から公園に向かいました。日射しがなく、気温が2、3度低いだけでもかなり涼しく感じます。
大池の上流側から観察スタート。ヨシゴイを期待して、双眼鏡でガマやアシの根元あたりを注意して探しますが姿はありません。水辺にアオサギと、飛びながら鳴くカワセミは確認することができました。大池を下流側へ。投てき場付近から排水門の方を見ると、コンクリートブロックの上で甲羅干しするアカミミガメと、カモが4羽。冬鳥のコガモでした。異例の暑さが続いていますが、遅れたりせず、この時期にしっかりと渡ってくるものですね。涼しくなるまでもう少しの辛抱!
冬鳥のコガモが渡来
クズのオアシス(9月28日)
ようやく暑さが収束してきたかという矢先の真夏日。寒暖差が体に堪えます。22日にコガモを観察した排水門の方を確認しますが、さすがにこの暑さでは、日向にはおらず、水際の木陰でも見つけられませんでした。立ち寄っただけだったのかもしれません。水辺にはほとんど鳥の姿はなく、大池の上流側へ。池沿いの草地にはヒガンバナがたくさん咲いていました。ハマカンゾウも咲いており、2ショットで撮影。赤とオレンジ、いい感じです。
越流堤の方へのスロープは、柵がクズの緑のカーテン。例年、ここまで覆われていたか覚えていないのですが、多年草で根の長さは1.5mにも達するようですので、この暑さ、乾燥にも耐えられているのかと思いました。葉の陰には花が咲いていて、甘い香り。ウラナミシジミが吸蜜に訪れていました。まさにオアシスですね。
ヒガンバナとハマカンゾウの2ショット
柵がクズの緑のカーテン状態
クズの花を吸蜜するウラナミシジミ
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今年の夏は、ひときわ暑さが厳しかったですね。9月に入り少しまとまった雨が降った後、ワインディング パスではゼフィランサス カリナータ(サフランモドキ)が一斉に咲きだしました。ヒガンバナ科タマスダレ属のこの花は、乾燥した時期の後に雨が降って球根が潤うと開花する性質があるため、レインリリーとも呼ばれています。
こちらは、9月11日にメンテナンスを行なった際、撮った写真です。
普段、花がない時は細い葉だけの地味な姿なので、メンテナンスをしてくださっているボランティアの方々もカヤツリグサと間違えそうになるのですが、可憐なピンクの花が咲いて、びっくりされていました。
9月22日のメンテナンスは、雨が降った後の曇り空でしたが、作業をしているとまだ蒸し暑く、メンテナンスをしてくださっている日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんも、蚊に刺されたりして大変そうでした。夏の間に伸びたヤブガラシやコヒルガオを抜いたり、込み合って蒸れている植物の手入れをして、風通しを良くしたりしました。
ボーダーガーデンでは、小さくて地味ですが、よく見ると可愛らしい青い花が咲いています。左側はキャットミント(ネペタ'シックスヒルズジャイアント')で、右側がフイリカリガネソウの花です。
ロータリーガーデンでは、黄色いコレオプシスデージー フルムーンの間に植えたアオバナフジバカマのフワフワした花が咲いてきました。キク科の多年草で、セイヨウフジバカマとか、ミストフラワー、宿根アゲラタムなどと呼ばれることもあります。植えてから4年になりますが、少しずつ増えてきました。
真っ白なシュウメイギクが咲き始め、ミューレンベルギア カピラリスのピンク色の穂も出てきました。秋の気配を感じますね。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
新横浜公園の中央広場、カツラの木が植わっている10個の花壇について、今までは年2回一年草の花苗の植替えを行ってきましたが、今年6月にナチュラルガーデンとして新たに生まれ変わりました。
この度、いつも管理作業をお手伝いいただいている日産スタジアムボランティア グリーン&クリーン部会の方々のアイデアから「スクエアガーデン」という名称に決定しました。
今後も公園を彩る花壇として、維持管理作業を行っていきます。引き続き情報発信していきますので、宜しくお願い致します。
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観察日 : 2023年 8月8日(火)、22日(火)、 29日(火)
場 所 : 水路付近、第2運動広場北側、(鶴見川)
植 物 : ハマカンゾウ
動 物 : オオタカ、オオヤマトンボ、ツクツクボウシ、キアゲハ
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
猛暑の観察(8月8日)
鶴見川多目的遊水地の最上流部の堤防から、減勢池や大池の様子を観察していると、越流堤下流側の水位計に、カラスほどの大きさの鳥を発見。カラスとは少し違うなと感じ、撮った写真を確認するとオオタカでした。秋から春にかけて観察されることが多いですが、こんな暑い日に現れるとは、思いもよりませんでした。近くで撮影しようと、急ぎ足で大池沿いの園路を下流へ。そろそろカメラを向けようかと思っていたとき、バッと飛び立ってしまいました。最短距離でなくても、とりあえず撮っておけばよかったと後悔。今になっても判断が難しいものです。
水位計にとまっていたオオタカ
気をとり直して観察再開。セミの鳴き声は、アブラゼミ(ジリジリジリ...)の大合唱はピークを過ぎ、ツクツクボウシ(オーシンツクツク...)が多くなってきていました。特に水路沿いのヤナギで盛ん。目を凝らして探すも、薄暗くてなかなか見つからず。下草についていた幼虫の抜け殻だけは見つけることができました。よく見かけるアブラゼミの抜け殻に比べると、小さくスリムな体型。成虫を諦め、場所を移動しようとしたとき、近くの木からオーシンツクツク、オーシンツクツク...。ちょうど目の高さの幹に成虫がとまっており、難なく写真を撮ることができました。
運が向いてきたのか、今度は隣の木の樹冠を見上げると、枝にとまっているオニヤンマ模様のトンボを見つけました。コヤマトンボとの見分けになる頭部の黄色線は見えませんでしたが、他の特徴からオオヤマトンボだと思われます。幼虫(ヤゴ)は、平地などの開放的な大きな池で2~3年過ごして羽化します。
ツクツクボウシの幼虫の抜け殻(上)と成虫(下)
オオヤマトンボと思われるトンボ
逃してしまったオオタカのことがどうしても気になり、再び戻っていることを期待して、水位計や河川カメラ、川の距離杭などいそうな場所を度々確認するも姿はありません。
新横浜公園から出て、鶴見川にも行ってみました。亀の甲橋から鶴見川の上流を目視。左の岸に生えているヤナギの枝に鳥がとまっているのに気づいて確認。いました!オオタカ。この暑さに堪えているのか、観察中はくちばしを開いて体温調整をしている様子でした。
亀の甲橋から鶴見川上流
くちばしを開き、暑そうなオオタカ
花盛り(8月22日、29日)
この夏は、本当に暑い。雨が降らない。暑さや乾燥に強いハマカンゾウも7月中旬には葉が黄色くなりはじめていました。これはまずい。水やりを定期的に行ってなんとか回復させることができました。花のピークは、例年8月20日前後。今回は回復が遅れたこともあり、8月末に170輪ほどの花を咲かせてくれました。一方、育成地のハマカンゾウは木陰になっていることもあり、ほとんど水やりをしなくても無事でした。
花の形はユリに似ており、何日も咲いているように思うかもしれませんが1日花。早朝に開花し、夕方にはしぼみます。つぼみがたくさんできるため、7月下旬から9月頃まで楽しめます。花色は、オレンジが普通ですが、赤みの強いものもあり、変化を見るのも面白いですね。
※ハマカンゾウは、暖地の海岸に分布しています。ヤブカンゾウ、ノカンゾウよりも環境の変化に強く、育成も容易であるため、多自然ガーデニングに適した種として活用しています。
葉が黄色くなり始めていたハマカンゾウ
無事に花をつけてくれました。(8月22日)
育成地のハマカンゾウ(8月29日)
吸蜜しているキアゲハ(8月22日)
赤みが強いハマカンゾウ(8月29日)
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残暑も厳しい今日この頃ですが、今の時期ひときわ美しく咲いているのは、ロータリーガーデンの真ん中にあるサルスベリ
サルスベリの散った花が、根元にあるシュウメイギクの葉の上に乗って、まるでピンクの花が咲いているように見えます。
シュウメイギクの蕾もだんだん膨らんで、花が咲き始めてきました。よく見ると小型のパンパスグラスの穂も出てきています。
お花の少ないこの時期に活躍してくれるのが、秋の七草の一つであるオミナエシ(女郎花)。オミナエシ科の宿根草で、日本では万葉集や源氏物語などに登場し、古くから親しまれてきました。ナチュラルガーデンでは、6月ごろからずっと咲き続けていますが、ススキなどのイネ科の植物とも、とてもよく似合います。
8月28日に、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんとメンテナンスを行ないました。夏の間に伸びてきて他の植物に絡みついているヤブガラシや、するどいトゲを持つワルナスビなどの除草を行ないました。花の終わったエキナセアやモナルダが面白い形のシードヘッドになっていますが、こちらはもう少し枯れ姿を残しておくことにしました。
中央広場のカツラの木の根元の植栽は、6月の植え付け直後から、厳しい暑さにさらされてきました。植物によって元気なものと、元気のないものが出てきているようなので、9月にはみなさんと観察しながら、補植や球根の計画についても考えていきたいと思っています。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
]]>場 所 : 水路付近
生きもの: アブラゼミ、ニイニイゼミ、コクワガタ、ルリタテハ、コムラサキ、クロカナブン
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
地中生活から地上へ(7月13日)
ジリジリジリ...。アブラゼミの鳴き声は、盛夏を感じさせてくれます。今年も聞こえ始めたため、夜の公園に行ってきました。
19時過ぎ。あたりは大分暗くなり、暑さは少し落ち着いてきました。投てき場周辺から観察開始。探し始めて間もなく、地面を歩いているアブラゼミの幼虫を発見。近くの木を見ると、幹を登っているものもいました。
場所を移動して、第2運動広場の北側の樹木が点在しているエリア。針葉樹のメタセコイアでは、羽化中のニイニイゼミが3匹。うち1匹は翅が展開していました。本種は、アブラゼミよりも小型で幼虫の体には泥がついているので一目瞭然です。シダレヤナギには、アブラゼミの抜け殻がよくついているため、根本付近の地面や幹、枝葉を探していると、1匹の幼虫が木登り中。すぐそばには、樹液に来ていたコクワガタの雄と雌がいましたが、両者気にする様子は全くなし。幼虫はマイペースに登っていきました。
20時40分頃。投てき場のそばにいた幼虫の様子が気になり、戻ってみました。枝先の方を探すと、真っ白なアブラゼミが2匹、目につきました。以前、アブラゼミの羽化を観察したときは、幼虫が場所を決めて背中が割れ始めてから、約50分で翅(はね)が展開しました。幼虫の確認から1時間以上経っていたので、羽化に十分な時間でした。何回も観察しているのですが、毎年、感慨深いものを感じます。
地上に出てきたアブラゼミの幼虫(19時20分、投てき場そば)
登っている幼虫もいました。
アブラゼミの成虫
羽化中のニイニイゼミ(19時50分、第2運動広場北側)
羽化したニイニイゼミ(20時、第2運動広場北側)
ニイニイゼミの成虫
サクラの樹皮にうまく溶け込んでいますね。
コクワガタの横を登っていくアブラゼミの幼虫
(20時、第2運動広場北側)
アブラゼミの羽化。翅(はね)はしっかり広がっていました。
(20時45分、投てき場そば)
樹液などに集まるチョウ(7月28日、30日)
夜の昆虫観察のために仕掛けを木につけていると、黒っぽいチョウのようなものが、視界の隅に一瞬入りました。後ろを振り向くと、パタパタ飛んでおり、翅の表に青白い模様。ルリタテハでした。仕掛けの匂いに誘われてやってきたのかなと思っていると、すぐにその木にとまり、吸汁を始めました。時々ルリタテハを見かけるため、2年前、多自然型管理を行っている水路に食草のホトトギスを植えたのですが、幼虫は未確認。個体数が少なそうなので、すぐにとはいかないものですね。
別の場所の仕掛けには、コムラサキとクロカナブンがきていました。コムラサキは、ルリタテハと同じタテハチョウの仲間。神奈川県では、レッドデータ報告書2006によると、絶滅危惧ⅠB類(ⅠA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に位置づけられています。今年は、目につきやすい場所で樹液が出ており、そこに集中しているためなのか分かりませんが、例年よりも数が多く感じられます。
園内には食草となるヤナギ類が豊富。産卵場所も餌場もあるため、とてもよい環境だといえそうです。今後もたくさんのコムラサキが見られる公園であってほしいですね。
匂いに誘われてやってきたルリタテハ(7月28日)
吸汁し始めました。
ルリタテハの翅裏の模様
仕掛けにやってきたコムラサキとクロカナブン(7月30日)
クヌギの樹液に集まるコムラサキ(7月30日)
]]>〜新横浜公園ナチュラルガーデン ブログ〜 2023年7月
毎日暑い日が続いていますね。ガーデンの植物も暑さの中、頑張っています。
こちらは、7月7日(金)にメンテナンスを行なった時のガーデンの様子です。ピンク色のエキナセアやブルーのアガパンサス、白いアナベルなどが咲き始め、見ているだけで楽しくなるような風景でした。
ボーダーガーデンのエキナセアも満開
ロータリーガーデンでは、黄色いコレオプシスデージーやカンナ、ユリなどが花盛りでした。
7月24日のメンテナンスでは、茂って込み合っている植物の切り戻しや除草などを行ない、風通しがよくなるようにお手入れしました。日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんが、照り付ける太陽の中、元気にメンテナンスに参加してくださいました。厳しい暑さだったので、水分補給や休憩を取りながら、なるべく短時間で作業を行ないました。
ワインディング パスに植えたウツボグサが、とても元気に育っています。5月にはたくさんの花を咲かせていましたが、今は花穂が茶色く変化しています。
ウツボグサは別名「夏枯草」(カコソウ、またはカゴソウ)とも呼ばれています。まさにそんな感じの姿ですね。でも葉はきれいな緑色です。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
]]>場 所 : 修景池、水路
生きもの: コイ、ナマズ、カワセミ、カルガモ
記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)
越流後の修景池(6月5日)
台風2号による大雨で鶴見川が増水。3日(土)に鶴見川多目的遊水地への流入があり、約35,000m3を貯留しました。
週が明けて5日。北側園地は利用再開に向けて準備中のところ、水路の植生管理のために入場し、作業の合間に様子を観察してみました。水路は、水位が上がったところまで、草に泥がついているという程度で大きな変化はなし。修景池に行ってみると、水路の流れ込みにはいつも通りコイの群れ。その周りを見ていると、沈んだ枯れ枝の隙間にナマズを発見しました。50㎝くらいはあるでしょうか。別の場所にもいないか探すと、水辺の石積みのそばにナマズが2匹。これも40~50㎝ありそうです。日中の明るいときでも活性が高ければ釣れるのか分かりませんが、釣りをする人には興奮しそうな状況ですね。なお、ときどき大池で釣りをする人を見かけますが、公園内での釣りは禁止されています。
6月3日 9時頃の様子
水路からの流れ込みに群がるコイ
枯れ枝に身をひそめるナマズ
近くにも2匹いました
咲いている花はいくつ?(6月20日)
修景池そばでは、ヤブカンゾウが開花。オレンジ色の花がとても目立ちます。2021年の10月に開催した生きもの観察会で、参加者のみなさんに植えていただき、順調に生育しています。
花を数えていると、水路の方から「チィー」という声。見ると、水面に張り出している枝にカワセミがいました。写真を何枚か撮れたところで飛び立ってしまいました。不意打ちがあると、どこまで数えたか分からなくなるもので数え直し。すると、今度は後ろの修景池の方から同じ声聞こえてきました。振り返って探すと、橋の柵に姿あり。よく見るとコバルトブルーの背中が3つ。初めての光景に、飛ばないでくれと祈りながらカメラを起動させ撮影しました。カワセミの繁殖は、春から夏。巣立ち前には、ダイビングして採食の練習もするようですので、親も付き添って練習に来たのかなと想像。言うまでもなく、ヤブカンゾウの花は数え直し。開花数は28輪でした。
ヤブカンゾウの花
枝にとまるカワセミ
橋にカワセミ3羽
まん中のカワセミ
左のカワセミ
右のカワセミ
久しぶりの親子(6月28日)
田んぼ近くの水路を観察していると、水際の草がガサガサ揺れていました。「ニャ」と鳴き、飛び跳ねて逃げる様子はないのでウシガエルではなさそうです。双眼鏡で覗くと、そこにいたのはカルガモの子ども。5羽確認できました。だいぶ成長し、顔は大人っぽくなってきています。子どもたちはみんな食事中。嘴を水につけてパクパク動かしていました。母親はすぐそばで、周囲を確認しながら見守っている様子でした。
私の観察のタイミングがよくなかったのか、公園内では2、3年ぶりにカルガモの親子に出会いました。元気に成長してほしいですね。この日は、ニイニイゼミの声を初聴き。今年も夏がやってきました。
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6月に入ると、ワインディング パスでは、色々な花がリレーのように咲いてきました。昨年の6月に植え付けたときは弱々しかったアナベルも、立派に育ってきましたよ。
オレンジ色のヘリオプシス ブリーディングハートと、ピンク色のエキナセア パープレアも元気に咲き始めました。
ブルーのアガパンサスやオレンジ色のコオニユリも見頃です。ぜひ花たちのハーモニーを楽しみにいらしてください。
さて、中央広場にはカツラの木が10本ほど植えられています。その根元には、今までパンジーなどの一年草が植えられていましたが、今年から宿根草をメインとした植栽にチェンジしていくことになりました。
ワインディング パスと同じように、段ボールと腐葉土でマルチングをしています。マルチングをすることで、保水性を高めたり、雑草を生えにくくしたり、土の中の温度を保つ効果が期待されます。
6月16日には、日産スタジアム運営ボランティア グリーン&クリーン部会のみなさんにお手伝いいただき、苗を植え付けました。樹木の根元なので、乾燥気味の場所であり、方角によって日向や日陰が混在するので、どのように育っていくのか、これから観察しながらボランティアのみなさんと、お世話をしていきたいと思います。
記事作成:貝瀬洋子(studio nazuna)
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