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笑顔のスタジアム

STADIUM OF SMILES

Stadium of Smiles ~笑顔のスタジアム~

Stadium of Smiles ~笑顔のスタジアム~

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小倉 純二
日産スタジアム名誉場長
昭和13年8月14日生まれ
日本サッカー協会会長、FIFA理事、東アジアサッカー連盟会長を務める。
現在、日本サッカー協会相談役
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9月10日は、ラグビーを応援しましょう!
2016.08.08

9月10日(土)に、横浜国際総合競技場・日産スタジアムに於いて、ジャパンラグビー トップリーグ、東芝ブレイブルーパス対キヤノンイーグルスの試合が18時キックオフで開催されます。ジャパンラグビートップリーグは社会人ラグビーの全国リーグで、ラグビー日本代表選手のほとんどの選手がプレーしています。横浜国際総合競技場・日産スタジアムは、2019年のラグビーワールドカップの決勝戦の会場に決まっています。2019年9月20日から11月2日までラグビーワールドカップが開催されて、11月2日が決勝戦です。この日が無事に済めば、私達のスタジアムで、ラグビーとサッカーのワールドカップの決勝戦が開催されたことになります。
今年のジャパンラグビートップリーグは、8月26日に開幕しますが、2019年のラグビーワールドカップの準備として、開催地となる全国12都市で試合を行うことになりました。横浜では、9月10日に試合が行われます。横浜国際総合競技場・日産スタジアムでは1998年4月5日のウィダー日英学生ラグビー対抗戦を最後に、長い間ラグビーの試合が開催されていません。したがって、ラグビーの試合をお客様が見に来てくださるか?少し、心配しています。
昨年の英国でのラグビーワールドカップ2015イングランド大会で、日本代表チームが南アフリカ共和国チームに歴史的な勝利を挙げ、大活躍をして、日本でも大変な人気を集めています。6月25日の味の素スタジアムでのスコットランド戦には、34,073人が集まり、昨シーズンのジャパンラグビートップリーグでは、12月26日の秩父宮ラグビー場でのキヤノンイーグルス対ヤマハ発動機ジュビロ、サントリーサンゴリアス対東芝ブレイブルーパスの試合に、25,164人が集まりました。
横浜にとっては、9月10日の試合がラグビーワールドカップ2019を迎えるにあたっての最初のテストになります。

スタジアムの動線がラグビーではどうなるのか?
記者席はどこが良いか?
ピッチの広さは充分か?
芝生の強度は大丈夫か?

などなど、チェック項目はたくさんありますが、やはり重要なのは、お客様が大勢来ていただいた上でのテストです。
横浜市・神奈川県とよく相談し、神奈川県ラグビーフットボール協会・横浜市ラグビーフットボール協会のご協力を得て、9月10日の試合が成功するように努力してまいります。多くの皆様にご来場いただき、ラグビーワールドカップを横浜で開催しても大丈夫だと確信していただくことを期待しております。