
笑顔のスタジアム
STADIUM OF SMILES
12月18日に決勝戦を行った今年のFIFAクラブワールドカップは、鹿島アントラーズの大活躍で、素晴らしい大会となりました。
決勝戦は、スペインのレアル・マドリード対鹿島アントラーズとなり、延長戦の結果、4対2で、レアル・マドリードが優勝しましたが、鹿島アントラーズの積極果敢なプレーは、高く評価されました。
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)に集まったお客さんは、68,742人となり、クラブワールドカップでは最大の観客数であり、スタジアムの歴史としても、2002FIFAワールドカップ決勝戦、ドイツ対ブラジルの69,029人に次ぐ2番目の記録となりました。
日本テレビの視聴率も26.8%となり、多くの皆さんが注目したことになりました。鹿島アントラーズは、2016Jリーグチャンピオンシップを戦い、優勝して今大会に参加しました。疲れもあり、オセアニア代表戦はようやく勝ち上がりましたが、その後のアフリカ代表と強豪南米代表を力強い戦いで破り、大会史上初めて決勝進出した日本チームとなりました。
クリスティアーノ・ロナウドを擁する世界選抜のメンバーを揃えた相手に、臆することなく戦う鹿島アントラーズの姿は、日本サッカーの将来に希望を抱かせました。スタジアムに集まったお客さんの声援に応えて戦う鹿島アントラーズに、私も感動いたしました。
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)としては、このような熱のこもった試合を開催することができ、大変名誉なことと思いますと同時に、これからも、選手が満足して戦える試合会場を提供できるように、努力してまいります。よろしくお願いいたします。