
笑顔のスタジアム
STADIUM OF SMILES
8月18日から20日まで、東京の駒沢オリンピック公園で、第27回全日本少年フットサル大会バーモントカップが開催されました。
今年、関東地方では20日間近くも雨の日が続き、いざ晴れると強烈な暑さで熱中症を心配しなくてはならず、雨や暑さを避ける為にも室内競技の大切さを見直す必要があるなと思っていたのですが、19日のゲリラ豪雨で、会場である屋内球技場の一部が冠水しました。こうなると、異常気象を責めざるを得ませんですね!試合会場の変更もありました。
この大会は、全国の予選を勝ち抜いた県代表チームが日本一を争う大会であり、大変長い歴史を持っており、これまで、元日本代表選手の札幌の小野伸二選手や現日本代表のヘルタ・ベルリンの原口元気選手達はこの大会で活躍しました。そうです!忘れてはいけないのは、横浜F・マリノスの齋藤学キャプテンは、第12回大会でチームが3位となり、彼はベストプレーヤー賞を受賞したと記録されています。元日本代表ジーコ監督は、世界的なプレーヤーのメッシやネイマールのゴール前の混戦でも得点する技術はフットサルで覚えたものだと、フットサルの重要性を力説しています。齋藤選手が、「ハマのメッシ!」と呼ばれているのもわかりますね!
今年の神奈川県代表FCパーシモンは、グループリーグを3連勝でトップで勝ち抜きましたが、残念ながら、ベスト8を決めるラウンド16で、茨城県代表マルバ茨城fcに敗れてしまいました。もう一息でした。決勝戦は、静岡県代表ピヴォ対東京都代表ミップFCとなりましたが、静岡県代表の高い技術とスピードが試合を支配し、圧勝しました。
総じて、今大会に出場しているチームは、良く練習もしているのでしょうが、レベルが極めて高く、大人顔負けの上手なプレーを見せてくれました。是非来年には、一度この大会の少年達の素晴しい技術を見てくださいね!