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笑顔のスタジアム

STADIUM OF SMILES

Stadium of Smiles ~笑顔のスタジアム~

Stadium of Smiles ~笑顔のスタジアム~

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小倉 純二
日産スタジアム名誉場長
昭和13年8月14日生まれ
日本サッカー協会会長、FIFA理事、東アジアサッカー連盟会長を務める。
現在、日本サッカー協会相談役
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横浜F・マリノス 頑張っていますよ!
2018.11.15

横浜F・マリノスがルヴァン杯で決勝に進みましたが、残念ながら湘南に惜敗してしまいました。今シーズンも、12月1日のJリーグセレッソ大阪の試合を日産スタジアムで戦うことが最終戦となります。
横浜F・マリノスファンの最後のご声援をいただきたく、ご参集願えればと思っています!

さて、横浜F・マリノスが、平成30年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を、12月4日に受けることになりましたことをご存知でしょうか?受賞した活動は「横浜市立特別支援学校への試合観戦チケットの贈呈や、市立小中学校個別支援学級の児童生徒を試合観戦に招待するほかふれあい教室を実施。市立小学校において、電動車椅子サッカー体験教室を行うなど、障害の有無に関わらず誰でもスポーツを楽しめる環境づくりを推進。」となっており、この活動内容が他の模範と認められたものです。
横浜F・マリノスはこれまでも、2011年東日本大震災の時にもサッカー教室を被災地で開催して、献身的な努力を高く評価されましたし、今年も、健常者と障害者が交流する機会となる役割を担って、走ると反則になるウォーキングサッカーの体験会を試みています。
ウォーキングサッカーとは、走ったら反則というルールのサッカーで、相手に接触することも禁じられていますので、走る速さや体力の差による影響が出にくく、子供からお年寄り、障害者も一緒に楽しめます。イングランドが本場で、基本はGKを含めた8人制です。コートはフットサルコートと同程度の広さですし、ボールを頭の高さ(1.8m程度)以上に蹴り上げても反則になるというルールになっていますが、「その時に集まった人達で、細かいルールを決めれば良いですよ!」と日本サッカー協会は勧めています。
私達は、日産スタジアムをホームとする横浜F・マリノスの地域密着の活動を、誇りにしたいと思っています!

今年のJリーグは、お隣りの川崎フロンターレの2連覇となり、又、AFCチャンピオンズリーグでは、鹿島アントラーズがイランのペルセポリスを破り、アジアのチャンピオンとなりました。 横浜F・マリノスのホームでの最終戦の勝利と共に、来年こその活躍を期待したいと思います!