
笑顔のスタジアム
STADIUM OF SMILES
ラグビーW杯が、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)での決勝戦で、70,103人の最多観客動員数を記録して、大成功にて終了しましたが、その後は、横浜はサッカーが注目される年となりました。ニッパツ三ツ沢球技場をホームとする横浜FCが、11月24日に愛媛FCを2対0で破り、J2からJ1への昇格を決めました。カズ選手52歳が後半42分からピッチに入り、昇格を飾りました。52歳の現役プレイヤーは、世界の歴史を書き換え続けています。さらに、中村俊輔選手41歳も今シーズン半ばで加わり、素晴らしいボール捌きを見せていました。横浜FCのJ1への昇格おめでとうございます!
そして、我らが日産スタジアムをホームとするJ1横浜F・マリノスの活躍です。11月23日の松本山雅FC戦を1対0で破り、J1首位に躍り出ました。ラグビーW杯のために日産スタジアムを使えない試合が続いたハンディがあったにも関わらず、3か月負け知らずの戦いを進めたのです。そして、残る2試合は11月30日にアウエーで、ライバルである川崎フロンターレと戦い4対1で勝利し、12月7日にホームゲームでFC東京を3対0と破り、しかも観客数63,854人と観客数Jリーグ新記録を達成して、優勝しました。嬉しい限りです!優勝にふさわしい素晴らしい迫力がある試合でした。
1993年のJリーグ開幕時から、Jの看板を背負って活躍して来たF・マリノスは、岡田武史監督の下に、2003年2004年のJ1優勝の連覇を果たしました。が、それ以降、2013年に優勝の可能性を持ってJ1最終戦を川崎と戦ったものの破れサンフレッチェ広島に優勝されてしまうなど、15年振りの長い苦節の時期を耐えての優勝でしたので、ファンの皆様の感激された姿に、大変な喜びを感じております!
F・マリノスは、日本代表とは常にライバル関係にあったオーストラリア代表監督であったアンジェ・ポステコグルー監督を一昨年から迎えて、積極的な試合展開を図りました。同監督は、F・マリノスのサッカーはスピードのサッカーを狙うと言い続けましたし、今年はその方針が実った上に、Jリーグの得点ベスト1位をマルコス ジュニオール選手、仲川輝人選手が占めて同一チームで初の2人得点王が誕生するなど得点力が増し、際どい試合を勝利し続けたのです。
嬉しいですね!来年のJ1での活躍とともに、久しぶりのAFCチャンピオンズリーグでの戦いを期待したいと思います。この最終戦をもって、長年F・マリノスの為に体を張ったプレイで貢献した栗原勇蔵選手が現役引退しましたが、これまでのF・マリノスへの貢献に感謝したいと思っています。栗原選手を初めて日本代表選手に抜擢したザッケローニ監督も、わざわざイタリアから日産スタジアムに駆けつけてくれましたよ!
さらに、5人制のサッカーと言われるフットサルでは、平沼記念体育館をホームとしておりますY.S.C.C.横浜が、Fリーグ2部を勝ち進み首位を確保して、来年からF1に昇格することが決まりました。これも素晴らしいことです。F1となると大きな体育館が必要で、横須賀アリーナ、横浜武道館、横浜国際プールの会場が予定されています。期待されていますので、F1でも、勝ち抜いて欲しいですね!
来年は7月から、東京オリンピックのサッカー男子の決勝戦をはじめ男女のサッカー競技が、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で開催されますので、ご注目いただければと思います。
今年も、日産スタジアムご利用の皆々様には、大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます!