新横浜公園生き物観察日記(235)

新年明けましておめでとうございます。本年も新横浜公園・日産スタジアムをよろしくお願い致します。
年明けの新横浜公園の様子をお伝えします。
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まずはこの写真です。園路が白くなっているのがわかりますでしょうか?一見寒さで路面が凍っているのかと思いましたが、そうではありませんでした。この白いものは植物の穂です。特にガマの穂は晩秋から飛び始め、風の強い日は空気中を浮遊しています。その穂が路面に付着し、白くなっていたのです。下の写真はヒメガマの実が破裂し、中から穂がでているところです。
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来春に向けて準備を始めているのはガマだけではありません。サクラやカツラの樹木達も新芽を出して温かくなった春に向けて準備を整えています。
続いて動物についてです。この寒い時期になると、チョウやトンボは飛んでいません。昆虫達が少ない代わりに、夏には見られない鳥がやってきます。
おでこが白い特徴をもつオオバン。大池(仮称)で集団となって行動している姿が見られます。
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スズメに似たタヒバリ。大池(仮称)近くの草地でエサをあさっている姿が見られます。
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その他にもカモ類、サギ類も見ることができます。写真が撮れたらまた紹介したいと思います。
皆さまも新横浜公園にいろいろな鳥を探しに来てください。スタッフ一同新横浜公園でお待ちしております。では、改めまして本年もよろしくお願い致します。

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