新横浜公園生きもの観察日記251

観察日 : 2016年 10月20日(木)

場 所 : 園内水路周辺

生きもの: ニホンカナヘビ、トノサマバッタ、マダラスズ

記事作成: 横山大将(鶴見川流域ネットワーキング)

  ここ最近、日に日に寒さが厳しくなってきました。今日は晴れてはいますが、生きものが見つかるか少し不安に思いながらも公園内を散策しました。

 水路脇の大きな石の上をよく見ると、トカゲの仲間のニホンカナヘビが日向ぼっこ中でした。こちらに気がついて逃げ出してしまいましたが、寒いためか動きが鈍く、すぐに捕まえることができました。よくトカゲや、ヤモリと間違われますが、それらよりも長い尻尾が特徴です。名前の由来は詳しくは不明とされていますが、「可愛らしいヘビ」で「愛蛇(カナヘビ)」と呼んだという説があるらしいです。さて、カナヘビにも出会えたので、生き物が見つかる希望が少し湧いてきました。

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ニホンカナヘビ

 今度は園路の端っこ。茶色いトノサマバッタがこちらを見ていました。いつもは、すぐに飛んでどこかへ行ってしまうのですが、こちらも簡単に捕まえられました。久しぶりに手に持ってみましたが、さすが「殿様」。その迫力と重さにびっくりです。日本国外では、大量のトノサマバッタが畑から畑へ移動し、農作物を食い荒らす「飛蝗(ひこう)」という現象が起こることがあり、農家の方には好かれません。

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トノサマバッタ

 最後は、水路脇の枯れ草の下。めったに出会わない昆虫がいました。というのも、小さすぎて身近にいるけど気づかないからで、特段珍しいというわけではありません。その昆虫は、マダラスズです。体長10mm程度の小さなスズムシやコオロギの仲間です。植物の茂った場所の地面や、プランターの下等でごく普通に見られますが、よく似た種類が多く、見分けるのはなかなか難しいです。「ジィー・ジィー」と鳴き声が聴こえたら、この昆虫かもしれませんね。どの生きものも地味な色をしていますが、枯れ草の中から彼らを探してみるのも面白いと思います。晴れた日はぜひ散策してみてください。

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マダラスズ

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