ラグビーコラム第12回~第14回

新横浜公園メールマガジンにて6月14日(金)~11月8日(金)まで毎週金曜日配信予定の「ラグビーコラム」をまとめて記事にしました。今後も随時まとめていきますので是非ご覧ください。
  

【第12回テーマ:「出場国紹介(4)アイルランド」】

ラグビーワールドカップでは過去最高成績がベスト8ですが、2019年8月26日時点の世界ランキングは4位。今大会優勝候補の一角として臨みます。

アイルランド島は、地図上ではアイルランド共和国と北アイルランド(イギリス)に国が分かれていますが、ラグビーでは一つのチームとして戦います。このようなチームとなっている理由はアイルランドが国として南北に分かれる前からアイルランドラグビー協会が存在していたからです。

2018年は世界の最優秀選手・チーム・コーチ賞を総なめしており、絶対王者ニュージーランドも撃破しているアイルランド歴代最強の呼び声高いチームです。特に注目は2018年世界最優秀選手に選ばれた司令塔のジョニー・セクストン(ポジション:スタンドオフ)です。パスは自由自在でランが得意。キックの精度は非常に正確で距離も出せます。つまり何をしても超一流の選手です!

ラグビーワールドカップ2019 TMでは日本代表と同じプールAに所属しています。日本代表にとってはグループ最強の強敵となることでしょう。

 

横浜国際総合競技場では、9月22日(日)アイルランドVSスコットランドが行われました!

 

 

【第13回テーマ:「出場国紹介(5)南アフリカ共和国」】

南アフリカ代表はかつてメンバーのほとんどが白人であったことから「アパルトヘイト(人種隔離政策)の象徴」としてみられていました。人種の壁を超える契機となったのは1995年初の自国開催に導き、当時大統領であったネルソン・マンデラであることは周知の事実です。

ラグビーワールドカップでは過去1995年と2007年大会で優勝しており、今回は3大会ぶりの優勝を目指します。2019年9月2日時点の世界ランキングは5位です。

代表の愛称は「スプリングボクス」。アフリカ南部に生息し、驚異的な跳躍力を持つガゼルに似た哺乳類からとっています。愛称のとおり驚異的な身体能力を強みとしています。

今大会でももちろん優勝候補とされています。注目選手は南アフリカ代表初の黒人キャプテンとなったシヤ・コリシ(ポジション:フランカー)です。個性豊かな南アフリカ代表をまとめる「人種融和の象徴」といえるでしょう。

 

横浜国際総合競技場では、9月21日(土)ニュージーランドVS南アフリカが行われました!

 

 

【第14回テーマ:「出場国紹介(6)ニュージーランド」

先週に引き続き、ラグビーワールドカップ2019TMに出場する国をご紹介していきます。第6か国目は「ニュージーランド」です。

ラグビーに詳しくない方でも「オールブラックス」という愛称は耳にしたことがあるでしょう。「ブラック」の名の通り、黒いユニフォームがニュージーランド代表の象徴となっています。世界のどの国よりも高い勝率(7割を超える!)を誇り、どの国にも勝ち越しています。文字通り最強であり、かつ世界のスポーツの歴史上最も成功しているチームと言われています。

ラグビーワールドカップでは1987年・2011年・2015年に優勝しており、今大会では史上初の3連覇を目指します。2019年9月8日時点の世界ランキングは1位です。

試合前の踊り「ハカ」は必見です。ニュージーランド先住民族であるマオリ族伝統の踊りであり、相手チームは静かにその舞踊を見守るのがマナーとされています。大迫力のため「ハカ」を見るために観戦に来る方もいらっしゃるほどです。

 

 横浜国際総合競技場では、9月21日(土)ニュージーランドVS南アフリカが行われました!

 

次回より「日本」チームを紹介していきます。ぜひご覧ください。

 

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