87()、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」の3回目の観察会が行われました。

 今回は「夏の特別いきもの観察会」と題し、2部構成のプログラムでした。

 第1部は「池のいきもの観察会」。

 

 鶴見川多目的遊水地である新横浜公園の北側に位置する大池に棲むいきものを観察します。講師は特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキングさんです。

 日産スタジアムを出発し、途中草地広場の修景池で、シオカラトンボ、ウチワヤンマ、チョウトンボなどトンボを多く見かけました。大池では、ヒシ、ヒメガマなど水辺の植物の紹介をしました。

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 そして、大池に棲むいきものの観察会会場へ。

 少し日陰で休憩を取った後、バイオブリッツを10分行いました。バイオブリッツとは決められた時間内にいろいろな種類のいきものをできるだけ捕まえて、最後に何が捕れたか解説しながら紹介する観察会方法です。

 みんな使い慣れていた網を上手に使って、虫を捕まえていました。

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 10分間でバッタ3種、トンボ2種、チョウ3種が捕れました。

 

 そして第1部の目玉である池のいきものを確認するために、前日に設置した定置網を引き上げました。

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 定置網の中には、大きく成長したミシシッピアカミミガメが7匹も入っていました。しかし、一番大物だったのは雷魚(カムルチー)でした。体長50㎝ほどの大きさで、網から出すのも苦労しました。そして、今回入っていた中で、唯一在来種のクサガメも2匹入っていました。

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 手前ケース内にクサガメ、カムルチー、奥のケース内はすべてミシシッピアカミミガメ

 

 

 他に、投網で捕獲したオオクチバスやブルーギルも観察して第1部は終了しました。

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 第2部は「新横浜公園の生物多様性」。

 慶応義塾大学名誉教授の岸由二先生によるスライドを使った屋内でのお話です。

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 6億年前の地球全体の生物の話から始まり、新横浜公園のいきものに関する「現状・危機・希望」についてお話いただきました。新横浜公園で最近では見られなくなってしまったいきもの(ゴイサギ、キジ等)、最近見られるようになったいきもの(チョウトンボ、オオバン等)など、写真を使った、分かりやすく説明でした。参加者からは「いきものがこんなに豊富な場所だとは知らなかった。」など、新横浜公園だけでなく新横浜周辺の生物多様性を知っていただけたようです。

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 この四季折々のいきもの観察会は年間で全5回行われる予定です。残りは秋と冬それぞれ1回ずつです。詳しい内容や日付は専用ページをご参照ください。そして、このイベントは、㈱春秋商事様、㈱植宗エクステリア様、藤沢造園㈱様にご協賛いただいています。

 今回は観察会のために特別に許可を得て網の設置を行っておりますが、普段は無断での設置は禁止となっております。また、公園内で捕まえたいきものは放してあげるなど配慮し、いきものを大切にお願いいたします。

 

  81()、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」の2回目の観察会が行われました。

 今回は「セミの羽化と昆虫トラップ観察会」と題し、セミが羽化する様子と事前に仕掛けたトラップ(罠)に集まる昆虫たちを観察しました。全5回の観察会のうち、唯一夜に行われる観察会です。

 まずは、教室でスズメバチやヘビに遭遇した時の対処法など、自然を観察するときに大切なお話がありました。これから夏休み中にキャンプなどのアウトドア活動に行く方にとっては役に立つお話でした。

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 次に公園内での観察会です。まずは、セミが羽化するポイントに行きました。時間は17時半。日が落ちていないためまだ明るく、セミが羽化するには少し早い時間です。そこで、最初はセミの抜け殻探しを行いました。

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 昨晩までに羽化したセミの抜け殻がたくさん木や草に付いていて、5分間で31個集めた参加者もいました。今回集めたセミの抜け殻はほとんどがアブラゼミでした。新横浜公園で最も多く見られるのがアブラゼミだと納得できます。

 続いては新横浜公園内を歩き、自然観察会です。オオタカが捕食した跡や水生植物など、今回のテーマであるセミと昆虫以外の話も聞くことができました。

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 途中カルガモに遭遇しました。今年生まれた子ばかりで、まだ成鳥にはなっていませんでした。

 そして暗くなり始めた頃、事前に仕掛けた昆虫トラップを順番に回りました。今回はカブトムシのメスとコガネムシの仲間のシロテンハナムグリが数匹止まっていました。カブトムシが見つかると歓声が上がりましたが、今回の観察会では、オスは見つかりませんでした。

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 一旦教室に戻り、今回仕掛けたトラップの作り方を教えていただきました。これでみんなも昆虫が集まるトラップを作れます。

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 そして完全に暗くなった19時過ぎ、最後の観察となるセミの羽化を見に行きました。木に止まったセミの背中から成虫が出る様子が観察できました。

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羽化中のセミが5匹、木を登ってこれから羽化しようとするセミも多くいました。セミの羽化の観察が子どもたちの夏休みの思い出として残ってほしいと思います。

  次回の四季折々のいきもの観察会は87()開催です。この日は、慶應義塾大学名誉教授の岸由二先生を特別講師にお迎えして池のいきもの観察会と新横浜公園の生物のにぎわいについての講演を行います。観察会の様子はまた、ブログで紹介します。

 この「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」は年5回の観察会を予定しており、㈱春秋商事様、㈱植宗エクステリア様、藤沢造園㈱様にご協賛いただいています。また、鶴見川流域ネットワーキングさんに講師を依頼しています。

 今回観察会のために特別にトラップ設置を行っており、普段は無断でのトラップ設置は禁止となっております。また、公園内で捕まえた昆虫は放してあげるなどの配慮をお願いいたします。

 

 「いよいよ夏休み、足が速くなる絶好のチャンス」と声高らかに、走ることが好きな子、苦手な子を新横浜公園に集め、公益財団法人横浜市体育協会主催、日産スタジアムアスレティクスアカデミー(NSAA)主管で「夏季かけっこ集中講座」を開催しました。

 NSAAは、陸上競技においてトップアスリートを育て上げた高野進先生の走理論に基づき、運動の基礎である「走る・跳ぶ・投げる」ことを中心としたカリュキュラムを行っています。

 7月21日から23日の3日間、参加した皆さんは楽しく学べましたが、とにかく暑い。熱中症にならないよう配慮しながら講習を進めました。

 会場の日産フィールド小机には木陰がありません。こまめな水分補給はもちろんのこと、風通しの良い雨天走路や日産スタジアム内にある部屋をバランスよく使って、かけっこ講座を行いました。

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外で <日産フィールド小机での練習風景。体を使って、学ぶ>

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雨天走路で

<高野先生(右上)の直接指導。音楽に合わせて、リズミカルに走る>

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日産スタジアムの部屋で <今日行ったことを、頭を使って学ぶ。

それを称して、「走育」と呼びます。体で覚えるだけではないのですね>


 印象的だったのは、音楽に合わせて走りの基本動作を学ぶ、リズミックステップやリズミックラン。音楽に合わせて、みんな大はしゃぎでした。

 私が小学生の時、「走る直前に石蹴り遊びのように、ケンケンパーの動作をすると0.1秒縮まるよ」などと教えられたものですが、時代は進みましたね。

 小さい頃から走りの基本動作やフォームを身につけておくことが大事と知りました。

 <参加者アンケートから>

 ・走ることについて考えるいい機会になりました。引き続き走り方を意識した練習をしていきます。

 ・リズムに合わせて走るのが、分かりやすく楽しかったようで、家でもやっています。

 ・走ることに苦手意識のあった息子が、「楽しかった!またやりたい!」と言うようになりました。

 「夏季かけっこ集中講座」は皆さんから好評をいただきました。ご参加ありがとうございました!

 今回の参加者は100人、みんな走ることが好きになりました。

 初めて講座に参加した方は97人。NSAAには、体験コースもありますので、走ることを続けたい皆さんは、詳細をHPにてご確認の上、参加してみてはいかがでしょうか。



かんぽ生命Presents

3回 日産スタジアム ランニング合コン・5時間耐久リレーマラソン

 

 7月5日(日)日産スタジアムにて「ランニング合コン」「5時間耐久リレーマラソン」の2部門が開催されました。

 「ランニング合コン」は、初めて顔を合わせる男性陣と女性陣がひとつのチームを組み5時間のリレーマラソンに挑戦。

 「5時間耐久リレーマラソン」は、ランニング仲間、会社の同僚、家族・友人や前回大会でチームを組んだ仲間など、自由なチーム編成で5時間の耐久レースに挑みます。

 あいにくの天気で2年連続、雨のスタートとなってしまいました。

 ラジオ体操指導委員の大橋美加さん、小野梨沙さんによる「ワンポイントレッスン」を行いスタンドにて全員がスタート前のウォームアップ。

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「ランニング合コン」「5時間耐久リレーマラソン」392チーム一斉のスタート。

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給水所では、日産スタジアム運営ボランティアの方々から、参加者一人ひとりに声援!

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笑顔でタスキリレー。

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各チーム感動のゴールシーン。

5時間タスキをつなぎ走りきった達成感。みなさんいい笑顔でゴール。

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そして、「ランニング合コン」のお楽しみ、ゴール後の「合コンタイム」では、参加者同士がレースの感想を楽しそうに話して盛り上がりました。

あれ?司会を務めるのは、あの有名なヨン様??)

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ランニング合コンの部 優勝の「チーム634」の皆さん

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 今回は「ランニング合コン」男性217名、女性109名、計326名、「5時間耐久リレーマラソン」2,989名と2部門合わせて3,315名が5時間を走りました。

 「次回も参加しますが、晴れるといいね」と参加者のつぶやきもありました・・・!

 

 日産スタジアムでは、今後も様々なイベントを予定しています。

 走るのが好き!日産スタジアムを走ってみたい!という方は「ローソンエンタラン2015」(9月予定)や「日産スタジアム駅伝」(2016年2月予定)に是非ご参加ください!!

 詳細が決まりましたら日産スタジアムHPやメールマガジン等でお知らせします。

インラインスケート講習会

 新横浜公園インラインスケート広場にて7月20日(月・祝)に行われた、インラインスケート講習会の様子をお届けいたします!

 この教室は月に1回、神奈川県インラインスケート協会のインストラクターの指導のもと、基礎スケーティングから学べる講習会です。

 初心者から上級まで、技術を学ぶだけではなく、スケーターとしての「マナー」も学びます。

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↑まずはコーチがお手本。

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↑真剣なまなざしで見つめる生徒さん。

 今度は実際に滑走練習! うまくできるかな...?

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↑おっとと、バランスを取るのは、実は結構難しいのです。

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↑コーチもすぐ近くで見守ります。


 この日、素敵なお客様がいらっしゃいました。

 FМ yokohamaでおなじみの、穂積ユタカさんです!

 ラジオ番組「E-ne!~good for you~」内「hozuming」の、生放送で新横浜公園インラインスケート広場と講習会の取材に来てくれました!

 講習会の紹介は、神奈川県インラインスケート協会代表でインストラクターでもある、高橋俊英さん。

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↑高橋俊英さん(左)と「ホズミン」こと穂積ユタカさん(右) 

  スケートの説明を受けています。

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↑スキーとスケートは経験があるホズミン。

  ゆっくりですがちゃんと滑れています!!

 

 取材が講習会終了直後でもあり、穂積さんが滑っている周りには、子どもたちが集まって来ました。彼の傍でスピンをして見せるなど、にぎやかな風景でした!

 見ているとこちらまでスケートをやりたくなるような、楽しそうな笑顔と笑い声が広場に満ちていました。

↓最後に高橋先生と穂積さんで写真をパチリ。

 穂積さんポーズも決まってかっこいいですね!!

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↓取材にご協力いただいた、神奈川県インラインスケート協会インストラクター・生徒のみなさまありがとうございました!!

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 インラインスケートは、まったく初めてでも、子どもから大人まで気軽に始められるスポーツです。ヘルメットとプロテクター、スケート靴を用意すればすぐに始められます。

 みなさんもぜひ、インラインスケートを始めてみませんか?!

 次回のインラインスケート講習会は、8月30日(日)事前申し込みですので、詳しくは日産スタジアム公式HPでご確認ください。

 インラインスケート広場の利用時間は午前9時から午後9時まで。ご利用の際は、マナーを守って楽しく滑りましょう!!



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