観察日 : 2018年 4月6日(金)

場 所 : 中央広場周辺

生きもの: カルガモ、タネツケバナ、キュウリグサ、コメツブツメクサ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 いつもは北側園地の様子を観察してお届けしていますが、3月9日の鶴見川から多目的遊水地への流入で土砂が多く入り込み、園内の清掃、利用再開に時間がかかっているため、今回は中央広場周辺で観察しました。

 


 
 中央広場とスケボー広場の間には、大池から入り込んできている水辺があり、カルガモが2羽いました。手前は全体的に羽色が暗いのでオス、奥は明るいのでメスでしょう。アシの芽生えが目隠しになって、リラックスしているようでした。これから繁殖の時期、無事にたくさんの子ガモを孵して育ててほしいですね。

DSCN0824.jpg

 水辺では、小さな白い花を咲かせる植物も見つけました。タネツケバナ(種漬花)です。お米の種子である種もみを水に漬けるころに花が咲くことからそう呼ばれています。アブラナ科の植物なので、ぱっと見るとナズナによく似ています。 

 

 堤防の斜面には、キュウリグサとコメツブツメクサが咲いていました。キュウリグサは、葉をもむとキュウリの匂いがするので、名前の由来になっていますが、私はあまりそう感じたことがありません。ワスレナグサと同じムラサキ科で、花の形がよく似ています。つぼみのついている花序がクルっと巻いているのが特徴です。写真ではわかりにくいのでぜひ、探して自分の目で確認してください。

  

 コメツブツメクサ(米粒詰草)は、マメ科の植物でシロツメクサと同じように小さな花がたくさん集まってついています。黄色いのでわかりやすいですが、コメツブよりもっと多く花がついているクスダマツメクサ(薬玉詰草)が混じっているときもあります。同じように大きさで対比して名づけられた植物で身近なものには、カラスノエンドウとスズメノエンドウというのもありますね。 

 

 中央広場は北側園地ほどじっくり見てきたエリアではなかっただけに、目を向けるといろいろな発見、観察をすることができました。

DSCN0829.jpgDSCN0861.jpgタネツケクサほか.jpg

2018年桜開花情報(満開)

 皆さんこんにちは。3月23日に新横浜公園でも開花が確認されました。約1週間が経過してほぼ満開になっています。開花日以降暖かい晴天の日が多く、25日からは連日20℃を越える汗ばむような日が続いているため、遅れ気味だった『ヨコハマヒザクラ』も見頃となっています。 

新横浜公園標準木.jpg新横浜公園標準木

ほぼ満開.jpgほぼ満開になりました

園内に1本だけ.jpg園内に1本だけあるヨコハマヒザクラ

濃いピンク色.jpg濃いピンク色が鮮やかです

 

 春休みに入ったこともあり、平日にも関わらず多くの方が花見を楽しまれています。気候のよくなってきました。今週末は多くの来場者が予想されています。

新横浜公園標準木.jpg新横浜公園の標準木(日産フィールド小机脇)のソメイヨシノ

木の下で.jpgご家族で木の下でのピクニックは如何でしょうか

 

 北側園地の桜も見頃となっていますが復旧作業のため、開放できない状態が続いて申し訳ありません。大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 

堆積している.jpg堆積している汚泥

水洗い.jpg水洗いしています

量の多い.jpg量の多い泥は人力で集めています

水路も埋まって.jpg水路も埋まってしまっています

バキューム.jpgバキュームで吸い取っています

芝生の中に.jpg芝生の中に入った泥を掻きだしています

北側の桜も.jpg北側の桜も咲き始めています

残念です.jpg観て頂けないのが残念です

2018年桜開花情報(開花)

 皆さんこんにちは。3月17日に東京で、翌18日には横浜で桜の開花宣言が発表されました。ここ、新横浜公園でもそろそろ開花のたよりが出せるのではと思っている矢先、季節外れの雪が降ってしまいました。

  夕方にはなくなってしまいましたが、一時は一面銀世界となりました。

 小机F(雪).jpg日産フィールド小机(3月21日12時30分頃)

球技場(雪).jpg球技場(3月21日12時30分頃)

  前回も記載した通り、小机町周辺は横浜市内(関内周辺)より気温が少々低いため、4・5日ほど開花が遅くなっています。雪や雨によってもう少し遅くなるのではないかと心配しましたが、新横浜公園内の標準木(ソメイヨシノ)は3月23日に開花(5輪以上の開花)が確認できました。 

標準木のソメイヨシノ.jpg新横浜公園の標準木(日産フィールド小机脇)のソメイヨシノ

標準木で10数輪.jpg標準木で10数輪の開花が確認できました

ヤマザクラの開花.jpg脇のヤマザクラの方が開花が進んでいます

三分咲きの木.jpg個体差があり三分咲きの木もあります

  園内に1本だけある『ヨコハマヒザクラ』も3月24日に開花が確認できました。

ヨコハマヒザクラ.jpgソメイヨシノと比べると濃いピンク色のヨコハマヒザクラ

脇のヤマザクラ.jpg脇のヤマザクラの方が開花が進んでいます

  種類や木の個体差もあって、まだ開花したばかりの木や既に五分咲きになっているものもあります。三分咲きの木の下では少し早いお花見をされている人の姿も見受けられました。最も開花が進んでいる木は小机駅からの導線沿い(小机第一歩道橋脇)のソメイヨシノで五分咲きとなっています。是非観に来てください。

脇のユキヤナギ.jpg小机駅からの導線、脇のユキヤナギも満開です

五~六分咲き.jpg五~六分咲きになっています

  前回も記載しましたが、新横浜公園内は3月9日に鶴見川の水位が上がって越流堤を越えてしまった影響で、現在もまだ閉鎖中となっています。日々清掃作業を行っておりますが、桜が散るまでに終了されることは大変難しい状況です。大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。

ヨコハマヒザクラほか場所.jpg

2018年桜開花情報(つぼみ)

 皆さんこんにちは。3月も中旬になりそろそろ桜の開花が気になる季節となりました。毎年楽しみにされている方も多いかと思います。

 

  現在の新横浜公園の状況は、ご承知の方もいらっしゃると思いますが、3月9日早朝に鶴見川が越流し、公園内に川の水が入ってしまったことにより、北側園地内が立ち入り禁止となっております。今回の越流は過去にないほどの短時間で一気に多量の水が流れ込んでしまったため、大量の土砂も一緒に入ってしまい、北側園地内に2~5㌢ほど堆積してしまいました。

 

  園路等、重機を入れて除去できる部分は既になくなっていますが、芝生地や水路内などの機械を入れることのできない箇所はすべて人力による除去となっています。

  浸水した日産F小机.jpg

浸水した日産F小机               

汚泥を被った球技場.jpg汚泥を被った球技場

 

 懸命に修復を行っていますが、桜が開花するまでに北側園地内の開放を行うことが非常に困難な状況となっていること、深くお詫び申し上げるとともにご理解のほど、よろしくお願いします。

 

  このような状況になっていますが、新横浜公園には既に開放されている場所にも桜の木があります。観ることの出来る現在の桜の状況をご報告します。

小机舗道沿いのソメイヨシノ.jpg小机舗道沿いのソメイヨシノ

脇にあるユキヤナギ.jpg

脇にあるユキヤナギはもうすぐ満開です 

新横浜公園の標準木.jpg新横浜公園の標準木(小机F脇)のソメイヨシノ

 標準木の蕾.jpg

標準木の蕾はまだすこし硬いようです

標準木脇にあるヤマザクラ.jpg

標準木脇にあるヤマザクラは少し綻んでます

まだ、全体的にピンク色には見えません.jpg

まだ、全体的にピンク色には見えません

 

 観ることのできる桜の木がある場所は、小机駅からスタジアムへ向かう道すがら、小机第一歩道橋の手前に2本のソメイヨシノがあります。また、第3駐車場と日産F小机の間にもソメイヨシノとヤマザクラがあります。数は少なくなりますが、下は芝生になっておりお花見も可能となっていますので、お越しいただければと思います。

 

  関東(東京)地方の開花は3月17日でした。昨年より4日ほど早い開花となっています。新横浜公園の開花日は一昨年が3月29日、昨年は3月30日でした。小机町周辺では、気象庁の発表する開花日より4~5日遅くなっています。

桜場所.jpg

観察日 : 2018年 3月6日(火)

場 所 : 園内水路、第3駐車場横階段

生きもの: ヒヨドリ、アオジ、ハナニラ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 春の嵐とニュースでも言われているように、今日もときおり、強風が吹いています。昨日の大雨とはうって変わり、天気の良い1日となりました。しかし、まだ昆虫や爬虫類が出てくるまでは暖かくなっていないようで、今回も元気に羽ばたく鳥をメインにご紹介させて頂きたいと思います。

 まずは、大変メジャーな鳥、「ヒヨドリ」です。

DSCF1483.jpg

ヒヨドリ 

  全体に明るい灰色で、耳羽(目の後ろあたりの羽)が茶色いスズメの2倍ほどの大きさの鳥です。年中見られる鳥で、名前の由来は「ヒーヨ」「ヒーヨ」と鳴くように聞こえるからとの説があります。柿などの果実をついばむ様子をしばしば目にします(そういえば私の祖父がよく庭の柿を食べられてぼやいていました)。写真の個体は、木の新芽を必死に食べていました。好物の昆虫たちが出てくるまで、もう少しの辛抱です。

 

   続いては、新横浜公園では普通に見られるそうですが、私は初めて見かけたこの鳥、「アオジ」です。

  DSCF1489.jpg

アオジ

 スズメよりも少し大きい小鳥です。私の影に驚いたのか、草陰から飛び出しました。初めて見る鳥だったので、夢中でシャッターを切りましたが、その場で図鑑を頼りに調べても似ている鳥が多く、何が何やら・・・。事務所に戻り先輩に確認してもらうと、1分とかからず「アオジじゃないかな?」とのこと。(さすが!)さて、青色じゃないのに、なぜ「アオジ(青鵐)」なのか?オスは腹や喉のあたりが黄緑色をしています。そして日本では古くから緑色を含めて「青」と呼ぶことがあるので、そこから「アオ」ジとなったようです(ちなみに「ジ」は、アオジのような小鳥の古い呼び名「鵐(しとど)」から来ているそうです)。

 最後は、帰りがけに見つけた、綺麗な花を咲かせていた植物、「ハナニラ」です。

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 ハナニラ

 葉に野菜のニラと似たような匂いがあることから、このような名前になったそうですが、そのニラとは遠縁のようです。帰化植物で、原産はアルゼンチン。日本には明治時代に園芸植物として入ってきたようですが、どこからか逸脱し、あちこちで見られるようになったそうです。球根植物ですが、繁殖力旺盛で植えっぱなしでもどんどん増えるそうです。開花期は春だけで、地上部分(花・茎・葉)が見られるのも同時期のみだそうです。それから余談ですが、花弁が6枚あり、特徴的な形をしていることから、「クリスマスの星」とも呼ばれるそうです。(いささか季節外れではありますが・・・。)

 

 徐々に暖かくなり、20℃を超えるような暑い日もある近頃ですが、朝晩はまだ冷えます。体調管理に気をつけて、春のフィールドワークを楽しんで下さい!

ヒヨドリほか場所.jpg

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