123()、「新横浜公園四季折々のいきもの観察会」(協賛:株式会社春秋商事)の5回目の観察会が行われました。

 今回は、新横浜公園に生息する野鳥を観察します。講師は特定非営利活動法人鶴見川流域ネットワーキング(npoTRネット)さんです。

 

 はじめに、npoTRネットの阿部さんから新横浜公園でみられる鳥についてお話がありました。様々な鳥がみられるとのお話で参加者の皆さんは期待を膨らませていました。その後双眼鏡の使い方の説明など諸注意についてお話がありました。 

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双眼鏡の調整中

 

 どんな鳥に出逢えるのか期待を持ちつつ、早速公園内での観察会のスタートです。

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観察会スタート!

 

 本イベントは、減勢池(大池)沿いを歩いて野鳥を探しました。新横浜公園の北側に位置する減勢池は、約7.7ha(日産スタジアム芝生ピッチ10面分)の面積があります。水の中に生息する魚や水草が餌となり、その広い水面の周りには、鳥たちが身を隠す草も多いため、冬が近づくと多くの野鳥がやってきます。

 

 最初に発見したのはハヤブサの仲間の「チョウゲンボウ」です。長い間背中を向けていましたが、こちらを向いてくれた時に参加者から「こっち向いた!」との歓声があがっていました。

 参加者は双眼鏡にて夢中で観察していました。

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チョウゲンボウ

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チョウゲンボウを観察中

 

 減勢池のほとりで休憩している「カワセミ」もみることができました。長い時間休憩してくれていたので、参加者は全員観察することができました。参加者からは「すごいきれい!!」との声があがっていました。

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青色が鮮やかなカワセミ

 

 しばらく歩いていると、公園の上を旋回している「オオタカ」や越流堤の土手で辺りをうかがっている「アオサギ」、減勢池の側の草地で植物を食べている「オオバン」の群れに逢えました。オオタカは飛び回っていたため写真に収めることができませんでしたが、格好良かったです。 

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あたりをうかがうアオサギ

 P1010277.jpg食事中のオオバンの群れ(合計126羽いました!)

 

 観察会が終わった後は、室内でスライドを活用して鳥の紹介をしました。

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スライドにて紹介

 今回は、カルガモ・オカヨシガモ・ミコアイサなどのカモの仲間や、アオサギ、カワウ、ハクセキレイなど21種の野鳥を観察することができました。オオタカが旋回していた影響なのか、カモがいつもに比べ寂しい感じがしましたが、多くの鳥を確認するとともに、その生態について学習することができました。

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21種観察できました

 

 この観察会をもちまして、今年度の四季折々のいきもの観察会は終了となりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。このイベントは、日頃から新横浜公園・日産スタジアムにご協力いただいている株式会社春秋商事様にご協賛いただきました。誠にありがとうございました。

 

 来年度の予定については、決定し次第ホームページやメールマガジンでご案内いたします。来年度もよろしくお願いいたします。

観察日 : 2017年 11月15日(水)

場 所 : 園内大池越流堤前、田んぼ周辺、園内水路

生きもの: コバネイナゴ、モズ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

  ここ最近、地域によっては季節外れの大雪に見舞われるなど、寒い日が続いています。横浜も例外ではなく、末端冷え性の筆者にとっては実に厳しい(真夏の熱中症よりはマシですが・・・)シーズンの到来です。ということで今回は、冬によく見かけるあるものをご紹介したいと思います。

 さて、みなさんは夏の終わりから秋の終わりにかけて見られる下の写真の生きものをご存じでしょうか? 
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コバネイナゴ

 佃煮で有名なイナゴの仲間、コバネイナゴです。稲作農家さんからしてみれば「害虫」以外の何でもないでしょうが、田んぼの周辺で暮らしているようなカエルやカマキリ、クモ類にとっては、最高のエサとなっているバッタです。さて、このコバネイナゴがなぜこれからの季節よく見られるのか?それには、ある鳥が関わっているのです。 

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 モズの早贄【コバネイナゴver.】

 こんな感じで、木の枝や棘、時には有刺鉄線なんかに刺さっている生きものたちを見たことはありませんか?人間の目から見ればかなり残酷にみえますが、こんなことをやってのけるのはこの鳥です。  

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モズ

 目のあたりに黒色の模様が入るスズメ目の鳥で、外見はいたって普通な「かわいい小鳥」そのものです。しかしながら、「モズの早贄」の犯人(?)でもあるのです。

 この「早贄(はやにえ)」と呼ばれる習性については、なぜこんなことをするのか、明確には分かっていないようで、「冬の間の保存食用」とか「エサの生きものを食べる際に、固定できるほどの脚力がないから木に刺して固定している」、「ただ遊んでいるだけ」等々、様々な仮説があるようです。しかし、一見残酷に見える早贄ですが、これを見つけることで、周辺にどのような生きものが生息しているのか探るための手がかりにもなります。

 冬は生きものたちの活動が目立たなくなってくる季節ですが、早贄を見つけるというような自然観察の仕方もありではないでしょうか?この時期に自然観察で外に出る際は、防寒対策を忘れずに、暖かい服装でお出かけ下さい!風邪を引かないようにお気をつけて!

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観察日 : 2017年 10月31日(火)

場 所 : 減勢池、園内水路

生きもの: オカヨシガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、マガン、オギ、ススキ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 10月23日(月)は、台風21号の影響で鶴見川の水位が上昇し、今年初めて多目的遊水地への流入がありました(平成15年の運用開始以来18回目です)。園内の閉鎖解除がすすんでもなかなか観察に行けず、やっと31日に行くことができました。

 

 新横浜公園常連のオカヨシガモ。今シーズンなかなか姿を見せないなと思っていましたが、たくさんやってきていて一安心です。写真手前の2羽はペアでその右はオス。後ろには同じく冬鳥のカンムリカイツブリも確認できました。そして、マガンも1羽!カモの仲間で国内の越冬地として多くは、宮城県の伊豆沼周辺に渡来します。日の出が近づくとアイドリングをしているように徐々に鳴き声が高まっていき、一斉に飛び立つときの轟音はものすごい迫力です。カルガモと比べると大きさの違いもよく分かりますね。

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オカヨシガモとカンムリカイツブリ         

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カルガモとマガン

 

 今、水路などの水辺では、オギが銀色に輝くきれいな穂を出していますが、よくススキに間違われます。昨年12月の生きもの観察日記255で違いについて書きましたが、写真がなかったため生え方と穂の様子を改めて。生え方はオギが一面に広がるのに対し、ススキは株をつくります。穂は、オギは毛が白っぽくふさふさと長いですが、ススキは、黄色っぽく見え、毛は短く、針のようにツンツンした芒(のぎ)があります。

 

 秋晴れの日が続き散策がとても気持ちいいですね。新横浜公園の生きものの秋を楽しんみましょう!

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オギ

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オギの穂

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ススキ  

DSCN9763.jpg    ススキの穂

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「新横浜パフォーマンス2017」を開催しました

 

10月21日(土)に「新横浜パフォーマンス2017」を開催しました。

 

新横浜パフォーマンスは、新横浜町内会が主催となり、横浜マリノス株式会社、日産スタジアム(新横浜公園指定管理者代表団体・(公財)横浜市体育協会)が共催となる横浜最大級のパフォーマンスイベントです。

 

記念すべき25回目の開催を迎える今年のテーマは、横浜F・マリノスクラブ創設25周年にもちなみ、「Cheers!25th」として開催しました。

台風21号接近に伴い、残念ながら2日間開催予定のうち1日目(21日)のみの開催となりました。雨天により急遽予定変更、会場変更もありましたが、できる限りのパフォーマンスを実施することができました。

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【オープニングセレモニー】

「乾杯!」の掛け声でパフォーマンススタート

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【おいしいものがいっぱい B級グルメ】

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【SHINYOKO STREET DANCE FES.2017】

急遽会場変更でもダンスパフォーマンスで盛り上がりをみせました

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【ステージトークショー】

(左から新横浜キャラクター「かもねくん」、マリノスケ、横浜F・マリノスアンバサダー波戸康広氏)

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【Shinyoko Taiko Festa】

太鼓にビニールをまいて迫力ある演奏を披露

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【フリーマーケット】

縮小開催でも掘り出し物を求めて多くの来場者が品定めしていました

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【ECOステーション(ゴミ回収ブース)】

NPO法人 横浜チアリーディングチームRAINBOWS!、横浜市立篠原中学校、神奈川県立岸根高等学校によるごみの分別回収の呼びかけ

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【ライブ演出の打ち上げ花火】

 

 

 2日目(22日)にスタジアム内で予定していた2019年ラグビーワールドカップ盛り上げ企画「YOKOHAMA Rugby Football Village 2017」も残念ながら中止となり、準備を進めていたスタッフもがっくりと肩を落としていました...

11月4日(土)には当スタジアムで開催されるラグビー日本代表対オーストラリア代表戦では、快晴のもと、ベストコンディションでプレーしてもらいたいですね!皆様も当日はぜひスタジアムにお越しください。

 

今年のパフォーマンスはあいにくのお天気となりましたが、7万人の来場者を前に、参加者の皆さんはそれぞれ華麗なパフォーマンスを披露してくれました。

 25周年を祝う新横浜エリア最大級のお祭りは、今年は一日で終わってしまいましたが、来場された方々を25・25(ニコニコ)笑顔にするイベントとなりました。

観察日 : 2017年 10月14日(土)

場 所 : バタフライガーデン、テニスコート近くのスロープ、投てき練習場周辺

生きもの: ナミアゲハ、オオミノガ、リンゴコブガ(いずれも幼虫)

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

  ここのところ、ずっと雨が続いていますね。それに輪をかけるかのように台風もやってきてしまいました。そのせいか、ほぼ毎日頭痛に悩まされている筆者です。

 

 さて、今回は迫りくる冬に向けて栄養を溜め込んで備えているイモムシ・ケムシたちを紹介していきたいと思います。まずは最も有名と言っても過言ではないであろうこのイモムシです。


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ナミアゲハ

 

 少しでも生きものに興味がある方ならご存知であろうナミアゲハの幼虫です。何と言っても胸部の大きな目玉模様が特徴的です。威嚇する際には頭部と胸部の間からキッツイ臭いのする「臭角」と呼ばれる最終兵器を出してきますが、この日は寒かったせいかその元気もなかったようです。終始おとなしくしてくれていました。

  続いては、わりと有名(?)な秋冬に見られるイモムシです。

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オオミノガ

 

 ご存じの方も多いかと思いますが、ミノムシの仲間です。最近では「オオミノガヤドリバエ」という寄生バエに追いやられているようで、見る機会が激減しているそうです。ですが、新横浜近辺では割と多く見られるような気がします。名前の通りガになりますが、幼虫はイモムシタイプです。また、オスは成虫になると羽が生えますが、メスは幼虫の姿のまま成熟するため、ミノの外に出ないまま一生を終えるという変わった生態をしています。

  最後は、筆者も23年間で初めてお目にかかった極小サイズの変なケムシです。

 80A6404D-6F98-4E94-962C-4624B18EA310.jpgリンゴコブガ

 

 リンゴコブガという名前のガの幼虫で、頭に自身の脱皮殻を積み上げながら成長していくという特異な生態を持った小さなケムシです。体の毛は長いものでは体長の2/3程度ありましたが、毒はありません。特に珍しい昆虫ではないようですが、図鑑で見たときから生涯のうちに1度は見ておきたい昆虫だったので、久々に言葉が出ないほどの感動を味わえました。

  これからの時期は、家の壁や軒下等、様々な場所で冬越しをしている昆虫たちが見られます。冬でも身近に生きものたちはいるので、しっかり防寒対策をして、観察に出かけてみてはいかがでしょうか?

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