2019年桜開花情報(開花)

 皆さんこんにちは。3月も下旬になり、桜の開花宣言があちらこちらから聞こえる季節となりました。毎年楽しみにされている方も多いかと思います。

 

 今年は暖冬傾向で今冬の平均気温は例年より3℃ほど高くなっています。気象庁の発表によると横浜市では3月21日に桜(ソメイヨシノ)の開花宣言がされました。

DSC_0101.jpgようやく開花した標準木のソメイヨシノ

DSC_0103.jpg開花した花は極僅かです

 

 気象庁が発表している横浜地方の気温や開花情報は関内周辺で観測しています。新横浜公園のある小机町は、関内周辺と比較すると平均気温で3~4℃ほど低くなります。そのため、毎年開花日が3~5日遅くなっています。

 

 今年も発表から遅れること4日、3月25日に小机F裏にある標準木が開花しました。週末にかけて寒気が入り、気温が下がってしまったこともあってこの日となったものと思われます。

 

 皆さんは覚えていらっしゃいますでしょうか?1年前の3月8日夜間から9日早朝にかけて大雨が降り、鶴見川の水位が上がって越流堤を超えた水が園地内に流れ込んでしまいました。短時間で一気に流れ込んだため、多くの泥が一緒に入り込み、園内は泥だらけとなってしまいました。

 

 この復旧に約2カ月(4月28日再開)を要してしまったため、お花見をして頂くことができませんでした。(写真左下)

桜開花_2019.jpg昨年は越流のため閉鎖となっていた北側園地

DSC_0108.jpg新横浜公園の標準木(小机F脇)のソメイヨシノ

 

 冒頭でも述べましたが、今年は暖冬で小机町でも平年より3℃ほど高い気温で推移しています。しかし、開花から2日が経過していますがまだ二分咲き程度に留まっています。

DSC_0100.jpg小机歩舗道沿いのソメイヨシノは一分程度です

DSC_0104.jpg標準木脇にあるヤマザクラもまだ二分咲きです

DSC_0105.jpg北側園地内のソメイヨシノは更に遅れています

DSC_0106.jpgまだ、全体的にピンク色には見えません

 

 平均気温は高いのですが、今年の天気の特徴として温度差があります。暖かい日も多いのですが、極端に寒くなる日もあります。強い寒波が入り込み、1週間最高気温がひと桁止まりという週も数回ありました。

 

 桜は開花から1週間ほどで満開になると言われていますが、今年は難しいように思われます。満開は4月に入ってから、翌週の週末辺りまで見頃となっていると思われますので、是非昨年の分までお花見をお楽しみください。

ソメイヨシノ場所_2019.jpg

国連SDGsと日産スタジアム発の世界平和

 平成31年2月24日(日)、155名の運営ボランティアさんと11名の職員による合同研修を行いました。

 

 まず初めに、FOUNDATION FOR THE SUPPORT OF THE UNITED NATIONS INC.(FSUN/和訳:国連支援財団) から副理事長の前田(まえだ)(じゅん)氏、理事の上山(うえやま)(ひろ)()氏をお招きし、「国連SDGsにおけるスポーツの役割と国際大会開催都市の心構え」をテーマにご講演いただきました。

 

 SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ宣言」に記載された2016年から2030年までの国際目標で、17の目標と169のターゲットから構成されています。

 

 国連が掲げる目標とスポーツとの関連にイメージが浮かばない方もいらっしゃることと思いますが、上記で述べた「持続可能な開発のための2030アジェンダ宣言」では、『スポーツもまた、持続可能な開発における重要な鍵となるものである。我々は、スポーツが寛容性と尊厳を促進することによる、開発および平和への寄与、また、健康、教育、社会包摂的目標への貢献と同様、女性や若者、個人やコミュニティの能力強化に寄与することを認識する。』と記されており、スポーツが重要な役割を果たすことが期待されています。

 

 国際オリンピック委員会(IOC)はSDGs五輪の推進に力を入れており、東京2020オリンピック・パラリンピックでは、

・大会運営で使用する電力は最大限、再生可能エネルギーを活用する

・食品ロスを減らす

・GAP認証(食品安全基準)の取得

・再生材の利用

・調達物品の再利用(レンタル・リースの活用)

・入賞メダルへの再生金属利用

 などの具体的な目標を設定しています。

 

 私たち横浜国際総合競技場では、サッカー男子決勝、女子準決勝を含む計11試合が開催予定です。

 

 私たちも目標達成に貢献出来るように、SDGsに沿った大会運営を目指します。

写真_1.jpg© FOUNDATION FOR THE SUPPORT OF THE UNITED NATIONS INC.

(FSUN/和訳:国連支援財団)

 

 続きまして、地球市民の平和塾の塾長である()(まる)(もと)()氏のご登壇です。

 

 今年開催予定のラグビーワールドカップ2019™、来年開催予定の東京2020オリンピック・パラリンピックという世界中が注目する国際大会を控え、沢山の訪日観戦者の来場が見込まれる中で、私たちは競技会場として高いホスピタリティが求められます。

 

 日頃、あまり異文化に接する機会がない私たちは、言葉も分からず、文化も違うお客様とどう接すればよいのか、ということについて、登丸氏は、「異文化とは単に人種や国籍が違うことではありません。価値観は一人ひとり違っていて、自分以外はみんな異文化です。」と話されました。

 

 私たちは、異文化交流の方法として、

 ・異文化を排除しない(受容)

 ・違いを知る、分かり合う(相互理解)

 ・約束する(共通ルール)

 という「受容」「共感」「信頼」の3つのルールが必要であると学びました。

 

 そして、言葉はいらないコミュニケーションとして、ハンドサインといわれるものからハイタッチや握手、日本人には馴染みのないハグまで、恥ずかしがらず堂々として欲しいと教えていただきました。

 

 タジキスタンや東ティモールの紛争地で国連平和維持活動(PKO)に従事されたご経験を持つ登丸氏は、「スポーツは国を一つにし、平和をもたらす」とお話されています。

 

 ラグビーワールドカップ2019™では、スタジアムでの観戦者は最大180万人、訪日観光客は40万人に達する可能性があると試算されています。(公益財団法人ラグビーワールドカップ組織委員会調べ)

 

 職員ならびに運営ボランティア一同、おもてなしの心を大切にして、アジア初開催となる今大会を通じ、平和活動にも貢献できればと考えております。

 写真_2.jpg©地球市民の平和塾 登丸求己氏

観察日: 2019年 3月13日(水)

場 所: 大池、水路

動 物 : アオサギ

植 物 : ヤナギ、スギナ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 3月に入って雨の日が続くようになり、植物にとっては待ちに待った恵みになりました。公園内の水辺に生えるヤナギが芽吹き、枯れたアシやオギの色に対比してとてもきれいに見えました。萌黄(もえぎ)(いろ)、色合いも言葉も素敵ですね。

DSCN4851.jpgヤナギの芽吹きがとてもきれい

 

 歩く足もとの周りには、オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウ、セイヨウタンポポ、ナズナなど花が咲き、一ヶ月前に比べるとずいぶん花の種類や数が多くなってきました。大池の方は、たくさんいたコガモやハシビロガモ、オカヨシガモの数はだいぶ減ってきましたが、オオバンはいまだ健在。50羽近く見られました。

 

 よく見かけるアオサギですが、今月はちょっと違います。春バージョンでオシャレになっています!(くちばし)の根本あたりをよく見ると赤みがかっていますね。繁殖時期をむかえるため、婚姻色になっています。写真では隠れていますが、脚も赤っぽくなるので、ぜひ嘴と脚を観察してみてください。

DSCN4893.jpg今月のアオサギは色っぽい

アオサギ多目的遊水地111222.jpg12月のアオサギ

 

 水路沿いを見るとツクシがたくさん出始めてきていました。枯草と同じような色合いなので注意深く見ないと見逃してしまいますね。見慣れてくると、ここにも!ここにも!とたくさん見つかります。ツクシは、シダ植物のトクサ科というグループに入り、本名は「スギナ」です。ツクシと呼ばれているは胞子(ほうし)(けい)で、増えるために胞子を出す役割があり(種子植物でいう種子)、葉緑素をもっていないため枯草のような色をしています。手前に写っている緑色のものが栄養(えいよう)(けい)(矢印赤)です。スギナは2つの顔をもっているんですね。

 

 スタジアムが背景に写るように這いつくばって撮っていたので、園路を走るランナーや犬の散歩の人たちから、「あの人何をやっているんだろう。」という視線を感じました。

DSCN4902.jpgスギナと日産スタジアム

 

 横浜の桜の開花は、3月22日あたりになりそうですね。新横浜公園の桜は、並木になっていたり、密集していたりはしませんが、点在している感じが個人的にはとても好きで、のんびりとお花見でき、隠れた穴場だと思っています。ぜひお花見に来てくださいね。

ツクシほか場所.jpg

観察日 : 2019年 3月1日(金)

場 所 : 第2運動広場周辺、メドウガーデン周辺

生きもの: キジバト

植 物 : オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ナズナ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 徐々に暖かくなり、生きものたちも春に向けて活発になってきました。とはいえ、朝晩は気温がグッと下がることもあるので、まだまだ体調管理に気を付けないといけませんね。

 

 今回は春を目前に、花を咲かせている植物を中心にご紹介していきたいと思います。メドウガーデン付近から観察を始めたのですが、ガーデンの横、草地になっている部分が見事な天然の花畑になっていたので思わず写真を撮ってしまいました。

DSCF3975_オオイヌノフグリ.jpg青色の花弁が特徴的なオオイヌノフグリ

  DSCF3976_ホトケノザ.jpg紫色の花弁が目を引くホトケノザ

DSCF4029_ナズナ.jpg白い小さな花をたくさんつけるナズナ

 

 オオイヌノフグリやホトケノザ、ナズナはいわゆる「雑草」と言われがちですが、一面に咲いているととても美しく、「雑草」と呼ぶにはもったいないような気持ちになります。気温が上がれば、シジミチョウやシロチョウの仲間が蜜を吸いにやってくる蜜源にもなり、小さな生きものたちの命を支える「縁の下の力持ち」なのです。しかし今回は残念ながら、午前中に雨がぱらついていて、気温があまり上がらなかったので数日前に見かけたチョウたちはどこかに隠れてしまい、見つけることはできませんでした・・・。

 

 足元の小さな春を見つけつつ、公園内を移動していくと、エサをさがして地面をつついているキジバトがいました。

DSCF4005_キジバト1.jpgエサを探すキジバト

 

 何度かブログでもご紹介している普通種ですが、よくよく見てみるときれいな色をしているので、見かけるとついつい写真を撮ってしまいます。あまり共感していただけないのですが、個人的にはごく普通に見られる鳥類の中で5本の指に入るくらいに好きな鳥です。渋い体色に丸っこい体形、エサを探して地面を必死につつく姿が何とも愛らしいです。

 DSCF3996_キジバト2.jpg風に吹かれてなんとなく凛々しく見えるキジバト

 

 たまに、凛々しい表情を見せてくれるところもなかなかポイントが高いと思います。そんなことを考えながら写真を撮っていると、こちらに気が付いたのか、怪訝そうな顔をして飛び去っていきました。

 

 春はもうすぐそこまでやってきています。暖かくなったら、ぜひ新横浜公園でのフィールドワークをお楽しみください!

キジバトほか場所.jpg

観察日 : 2019年 2月20日(水)

場 所 : 大池、園内水路、テニスコートそば

生きもの: オオバン、アオサギ、キタテハ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 気温や天気の変化が大きい毎日。春が近づいている証拠ですね。この日は春を思わせるポカポカ陽気となりました。暖かくなるのはとても嬉しいのですが、花粉も飛ぶというわけで、少し警戒して観察に臨みました。

 

 大池に出ると、ちょうど上陸を始めたオオバンの群れと遭遇。私のことなど気にもしない様子で、どんどん近づいてきます。足元まで餌をもらいに来るんじゃないかと思いましたが、3m程のところでそれより近づくことはなく、安全な距離感を保ったまま採食を始めました。これまでの観察で、上陸して餌をとっていても、ナノハナは丸坊主にされず残っていたので、アブラナ科の植物は口に合わないのだろうと思っていましたが、、、 食べてるじゃないですか!(ナノハナを植えた造園屋さん、オオバンになりかわって謝ります)ナノハナに群がって食べるようなことはなかったため、大好物というほどではないのかもしれません。食べられずに残っていたのではなく、食べられても必死に生長した姿だったのですね。

 

 観察していると胸にヒシの実をぶらぶらさせているオオバンが4、5羽いました。水中に潜ったときに付いたのでしょうか。ヒシの種子についている(とげ)は、ギザギザになっており刺さってもすぐに抜けません。なるほど、こうやって種子を運搬させているんですね。

DSCN4604.jpgオオバン 上陸部隊

DSCN4615.jpgナノハナを食べていました。

DSCN4614.jpg潜って付いた?ヒシの実

 

 大池の観察を終えて、水路の様子を見ながら歩いていると、写真の姿で微動だにしないアオサギを発見!獲物を狙っているようですが、なかなか動きません。数分経ったとき、頭部は全く動かさず、体だけがグーッとゆっくり前に寄っていき静止。バシャッと(くちばし)が水中に突き刺さりました。捉えた獲物はドジョウ。お見事です!食べ終わると、まさに抜き足差し足忍び足。獲物を求めて静かに歩き始めました。

DSCN4645.jpg辛抱強く獲物を狙うアオサギ

 

 日中は予想以上に気温が上がり、暖かさに誘われて出てきたキタテハを5匹ほど見ることができました。成虫で越冬することができるため、冬でも暖かい日などに見かけることがあります。写真上のキタテハは、(はね)が欠けている状態でしたが、翅を太陽の方に向けて、体を温めているんでしょうね。

 

 気づけば、心配していた花粉症で辛い状況になることはなく終了。観察に集中できたおかげかもしれません。自然好きで花粉症の方は、春は本当に辛い時期です。無理せず体調第一で観察を楽しみましょう!

DSCN4642.jpgキタテハ

DSCN4628.jpgキタテハ

キタテハほか場所.jpg

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