2018年桜開花情報(つぼみ)

 皆さんこんにちは。3月も中旬になりそろそろ桜の開花が気になる季節となりました。毎年楽しみにされている方も多いかと思います。

 

  現在の新横浜公園の状況は、ご承知の方もいらっしゃると思いますが、3月9日早朝に鶴見川が越流し、公園内に川の水が入ってしまったことにより、北側園地内が立ち入り禁止となっております。今回の越流は過去にないほどの短時間で一気に多量の水が流れ込んでしまったため、大量の土砂も一緒に入ってしまい、北側園地内に2~5㌢ほど堆積してしまいました。

 

  園路等、重機を入れて除去できる部分は既になくなっていますが、芝生地や水路内などの機械を入れることのできない箇所はすべて人力による除去となっています。

  浸水した日産F小机.jpg

浸水した日産F小机               

汚泥を被った球技場.jpg汚泥を被った球技場

 

 懸命に修復を行っていますが、桜が開花するまでに北側園地内の開放を行うことが非常に困難な状況となっていること、深くお詫び申し上げるとともにご理解のほど、よろしくお願いします。

 

  このような状況になっていますが、新横浜公園には既に開放されている場所にも桜の木があります。観ることの出来る現在の桜の状況をご報告します。

小机舗道沿いのソメイヨシノ.jpg小机舗道沿いのソメイヨシノ

脇にあるユキヤナギ.jpg

脇にあるユキヤナギはもうすぐ満開です 

新横浜公園の標準木.jpg新横浜公園の標準木(小机F脇)のソメイヨシノ

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標準木の蕾はまだすこし硬いようです

標準木脇にあるヤマザクラ.jpg

標準木脇にあるヤマザクラは少し綻んでます

まだ、全体的にピンク色には見えません.jpg

まだ、全体的にピンク色には見えません

 

 観ることのできる桜の木がある場所は、小机駅からスタジアムへ向かう道すがら、小机第一歩道橋の手前に2本のソメイヨシノがあります。また、第3駐車場と日産F小机の間にもソメイヨシノとヤマザクラがあります。数は少なくなりますが、下は芝生になっておりお花見も可能となっていますので、お越しいただければと思います。

 

  関東(東京)地方の開花は3月17日でした。昨年より4日ほど早い開花となっています。新横浜公園の開花日は一昨年が3月29日、昨年は3月30日でした。小机町周辺では、気象庁の発表する開花日より4~5日遅くなっています。

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観察日 : 2018年 3月6日(火)

場 所 : 園内水路、第3駐車場横階段

生きもの: ヒヨドリ、アオジ、ハナニラ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 春の嵐とニュースでも言われているように、今日もときおり、強風が吹いています。昨日の大雨とはうって変わり、天気の良い1日となりました。しかし、まだ昆虫や爬虫類が出てくるまでは暖かくなっていないようで、今回も元気に羽ばたく鳥をメインにご紹介させて頂きたいと思います。

 まずは、大変メジャーな鳥、「ヒヨドリ」です。

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ヒヨドリ 

  全体に明るい灰色で、耳羽(目の後ろあたりの羽)が茶色いスズメの2倍ほどの大きさの鳥です。年中見られる鳥で、名前の由来は「ヒーヨ」「ヒーヨ」と鳴くように聞こえるからとの説があります。柿などの果実をついばむ様子をしばしば目にします(そういえば私の祖父がよく庭の柿を食べられてぼやいていました)。写真の個体は、木の新芽を必死に食べていました。好物の昆虫たちが出てくるまで、もう少しの辛抱です。

 

   続いては、新横浜公園では普通に見られるそうですが、私は初めて見かけたこの鳥、「アオジ」です。

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アオジ

 スズメよりも少し大きい小鳥です。私の影に驚いたのか、草陰から飛び出しました。初めて見る鳥だったので、夢中でシャッターを切りましたが、その場で図鑑を頼りに調べても似ている鳥が多く、何が何やら・・・。事務所に戻り先輩に確認してもらうと、1分とかからず「アオジじゃないかな?」とのこと。(さすが!)さて、青色じゃないのに、なぜ「アオジ(青鵐)」なのか?オスは腹や喉のあたりが黄緑色をしています。そして日本では古くから緑色を含めて「青」と呼ぶことがあるので、そこから「アオ」ジとなったようです(ちなみに「ジ」は、アオジのような小鳥の古い呼び名「鵐(しとど)」から来ているそうです)。

 最後は、帰りがけに見つけた、綺麗な花を咲かせていた植物、「ハナニラ」です。

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 ハナニラ

 葉に野菜のニラと似たような匂いがあることから、このような名前になったそうですが、そのニラとは遠縁のようです。帰化植物で、原産はアルゼンチン。日本には明治時代に園芸植物として入ってきたようですが、どこからか逸脱し、あちこちで見られるようになったそうです。球根植物ですが、繁殖力旺盛で植えっぱなしでもどんどん増えるそうです。開花期は春だけで、地上部分(花・茎・葉)が見られるのも同時期のみだそうです。それから余談ですが、花弁が6枚あり、特徴的な形をしていることから、「クリスマスの星」とも呼ばれるそうです。(いささか季節外れではありますが・・・。)

 

 徐々に暖かくなり、20℃を超えるような暑い日もある近頃ですが、朝晩はまだ冷えます。体調管理に気をつけて、春のフィールドワークを楽しんで下さい!

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観察日 : 2018年 2月28日(水)

場 所 : 大池とその周辺

生きもの: ホトケノザ、オオイヌノフグリ、オオバン、アオサギ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 最近まで10℃を下回る日が続いていましたが、ようやく春を感じられる暖かさになってきました。この日は、風が吹くと少しひんやりするものの、止むとポカポカの陽気でした。

 

 そろそろ春の花が咲き始めているかなと足もとを探していると、見つけました!紫色で細長い形をした花「ホトケノザ」です。葉の様子が、仏様が座る蓮華座に似ていることからそう名付けられています。ついでに茎も触ってみてください。シソ科の植物ですので、四角い形をしています。

 

 青と白の色合いがきれいな花「オオイヌノフグリ」も咲いていました。陽が当たっているときに花びらを広げるようで、このときは今だ!とばかりに目いっぱい咲きほこっていました。写真を撮ろうとかかんで膝をつくとヒンヤリ。見るとそこには濃い緑色したオオバンの糞がありました。みなさんも写真を撮る際はお気をつけください。

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ホトケノザ(シソ科) 

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オオイヌノフグリ(オオバコ科)

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膝で潰れたオオバンの糞

 そんなオオバンに行動の変化が感じられました。下の写真は見慣れた食事風景。以前は近寄っていくと逃げて池に入っていきました。今回も同じくらいのスピードで近寄っていくと、エサを食べながらもこちらに気付いてはいるようで、群れがゆっくり池へ歩んでいるのですが、池に入りませんでした。オオバンにもきっと安心感が出てきているのでしょう。観察を続けていると、歩いて食べるのが疲れたのか、座り込んで食べ始めるものも。こんなオオバンを見ていると平和だな~と感じます。

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見慣れたオオバンの食事風景        

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座り込んでも草を食べます

 

 大池には、岸辺で休息するコガモやハシビロガモ、オカヨシガモ等のカモの仲間やアオサギ、アシ原にはオオジュリンも見られました。年中見かけるアオサギですが、今回は装いが違います。風になびく胸や背中の飾り羽とピンク色の(くちばし)。繁殖が近づき、いろっぽくなっていました。素敵ですね。

 

だんだんとツバメもやってきます。野の花、木の芽吹き、冬の寒さから目覚め、生きものが一層にぎやかになっていきます。みなさんも暮らしの足もとから春を探してみませんか?

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婚姻色のアオサギ

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観察日 : 2018年 2月14日(水)

場 所 : 園内水路、排水門周辺

生きもの: イソシギ、カワウ、ミシシッピアカミミガメ

記事作成: 横山大将(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

  徐々に暖かい日が続くようになってきました。しかしながら、私が好きな昆虫達にはまだまだ厳しい寒さのようで、残念ながら登場してくれません。今回は、鳥に挑戦してみようと思います。そこで今回、カメラはネオ一眼を導入してみました!(中古ですが・・・。)まだ、カメラに慣れていないので、少しの手ブレ・ピンボケはご愛嬌ということでよろしくお願いします。

 まずは、公園内の水路で見かけたこの鳥、「イソシギ」です。

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イソシギ 

 

 背中側が灰色、腹側が白色のシギの仲間です。エサを探していたようで、水面としばらくの間にらめっこしていました。エサをとり終わり、写真を撮っている私に気が付くと、かなり驚いたようで、すぐさま飛び去って行きました。(りゅう)(ちょう)として日本全国の河川や湿地等の水辺で見られるようですが、私は生まれてこの方まだ2回しか見たことがなかったので必死にシャッターを切りました。

 

  続いては、新横浜公園のわきを流れている鶴見川の川辺でもよく見かける大きなこの鳥です。 

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カワウ(婚姻色)(右奥はミシシッピアカミミガメ) 

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カワウ(通常色)(別日に撮影した個体)

 

 よく見かけるカワウですが、普段と様子が少し違うようです。よく見ると頭のあたりの羽が真っ白になっています。ストレスで白髪になったのかと思いきや、ウの仲間の婚姻色だそうです。いやはや、羽の色が変わると全く別の鳥のように見えてしまい、鳥初心者の私にはハードルが高いなぁと、つくづく勉強不足を痛感しました。おまけでミシシッピアカミミガメも写りました。この日は暖かい1日だったので、日向ぼっこをしに出てきたのでしょうか?着々と、春が近づいていますね。

 

 暖かくなってきたとはいえ、まだまだ寒い日が続きそうです。珍しい渡り鳥も飛来しているようですが、風邪をひかないように完全防備でフィールドにお出かけください!

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観察日 : 2018年 1月17日(水)

場 所 : 草地広場、大池

生きもの: ツグミ、クビワキンクロ、メジロガモ

記事作成: 阿部裕治(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)

 

 一月最初の観察は、曇り空で徐々に雨という具合の悪い天気でしたが、冬の訪問者に魅了されました。

 

 休日の草地広場はたくさんの人で賑わっていますが、平日は静か。でも、ツグミがしっかりと利用しているのです。進んでは立ち止まっておじぎをし、地面をつついています。土の中にいる虫などの音を聞くためにそのような行動をします。運よく、餌を捕らえた写真を撮ることができました。

 

 昨年、1月の生きもの観察日記257でも紹介しましたが、冬になるとやってくるツグミに今年もやっぱり来てくれたかとほっと一安心、頑固にまたトップに記載させてもらいました。春まで自由に草地広場をご活用ください。

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ツグミ(ヒタキ科)目の上の白い帯が目立ちます。

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虫がいるかな? もしもーし

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しばらく見ていると大物、ミミズをゲット!


 大池の様子は、悪天候がよかったのか、晴れの日に比べると意外とカモが活発に動きまわっていました。昨年末あたりからやってきていると思われるクビワキンクロの雌(北米に分布、日本ではごく稀)も忙しく採食していました。それなりの写真も撮れて、よしよしと思いながら、少し離れたホシハジロの群れを見ていました。

 

 「あれっ!?」思わず2度見。目を凝らせば、メジロガモ(生きもの観察日記277参照)ではありませんか!昨年10月のメジロガモと同じ個体かは難しいですが、可能性としては高いのかなと思います。いずれにしてもまたやってきてくれたことに感動。今シーズンはなかなか見ることができない鳥がよくやってきています。野鳥観察する場所としての新横浜公園の注目がさらに広がりそうですね。

DSCN0225.jpgクビワキンクロ(カモ科)

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メジロガモ(カモ科)

 クビキンほか場所.jpg

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